滋賀県大津市坂本の日吉大社近くにある「芙蓉園本館(ふようえんほんかん)」では、国指定名勝に指定されている庭園を眺めながらお食事ができます。
日吉大社など比叡山周辺観光の際のお食事におすすめの「芙蓉園本館(ふようえんほんかん)」をご紹介します。
芙蓉園本館(旧白毫院)とは
芙蓉園本館(旧白毫院)は、坂本伝統的群保存地区内で美しい庭園を眺めながらお食事ができるお店です。
庭園は回遊式庭園で、延暦寺里坊群の一つ東塔東谷に属する白毫院の境内に江戸時代初期に築造され、現在は国指定名勝となっています。
明治時代初期に料亭芙蓉園の所有となりました。
芙蓉園本館(旧白毫院)のアクセス
芙蓉園本館(旧白毫院)の予約
芙蓉園本館は電話で予約できます。席のみの予約も可能です。
また、予約なしでもお食事できます。
- 予約お問合せ受付時間:10時~17時
- 芙蓉園本館電話:077-578-0567
お手軽ランチの予約
お手軽ランチは限定20食となっていて、11時~15時の間で予約ができます。
予約は来店当日10時から電話での受付となっています。
芙蓉園本館(旧白毫院)でランチ!
それでは芙蓉園本館(旧白毫院)の様子を写真でご紹介していきます。
芙蓉園本館(旧白毫院)へ
入口には名勝庭園の文字。
芙蓉園本館がある坂本は門前町として栄え、穴太衆積みと呼ばれる美しい積み方をした石垣が町中に多く見られ、一帯が重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
芙蓉園本館前でも美しい穴太衆積みの石垣が見られます。
石垣から中に入ると、『庭園の見学お断り』の看板が置いてありました。
庭園は、お食事する人のみ見学できるようになっています。
立派な建物を中に入っていきます。
電話で予約していたので、窓側の角の席を用意してもらえました。
緑が美しくていい眺めです!
庭園散策
お料理を注文したら、お料理が出てくるまでお庭を見学します。
お食事する人のみ中に入れるようになっているので、ほとんど人がいない庭園をゆっくり散策できます。
お庭にある洞窟は、寛永年中に院主が貧しい人々の飢餓を救うために、多くの飢人を雇って築かせたものだそうです。
芙蓉園本館(旧白毫院)の洞窟は、堤真一、綾瀬はるかが出演する映画「プリンセス トヨトミ」の撮影が行われたロケ地でもあります。
お庭は回遊式庭園で、池を回ってぐるっと一周できます。
小さいけれど美しい庭園で癒されました。
お庭を満喫したら芙蓉園本館の建物に戻ります。
ゆば重あんかけを注文
席に戻ったらまずはビール。
外が暑かったのもあって、美しい庭園を眺めながら飲む冷えたビールは最高です。
お食事はゆば重あんかけを注文しました。ゆばがたっぷり入って美味しかったです。
小鉢は、あかこんにゃくの煮物と胡麻豆腐の山椒味噌です。あかこんにゃくは滋賀県近江八幡市の特産品だそうです。
お会計は、ビールとゆば重で2580円でした。
メニューは他に、柳川膳が人気のようで、ゆば、近江牛、うなぎと種類があり、注文している人が多いようでした。
まとめ
国指定名勝を眺めながらランチができる滋賀県大津市坂本にある「芙蓉園本館(旧白毫院)」をご紹介しました。
日吉大社周辺を観光するときのお食事に便利ですので、滋賀県観光の際にぜひご利用ください。
席が空いていれば予約しなくても入れそうですが、団体客が利用することがあるようなので、予約がおすすめです。
予約した方が窓際の席に座れる可能性も高そうです。
近くに芙蓉園別館があるので、本館とお間違いないようにご注意ください。