あじさい寺として知られる明月院は、「明月院ブルー」と呼ばれる美しい水色の紫陽花が境内を埋めつくす鎌倉随一の紫陽花の名所です。
紫陽花が見頃の6月に明月院に行ってきましたので、紫陽花の開花状況、混雑状況などを写真でご紹介します。
あじさいの明月院 どのくらい並ぶ!?
紫陽花の時期の明月院は、「平日開門前に並んで一時間待った」「混雑時には北鎌倉駅まで行列ができる」などの書き込みを見かけます。
私は6月後半の土曜日の開門前8時15分頃に到着して、150mくらいの行列でした。
8時30分の開門後は、数カ所でチケット販売が行われていてスムーズに列が進み、5分ほどで中に入ることができました。
2024年のGoogle mapの書き込みでは、「平日のお昼で行列なくのんびり鑑賞できた」「日曜日の14時頃でスムーズに入場」「8時頃に行って長蛇の列、帰る10頃にはそれほどでもなかった」などがあります。
夕方16時過ぎが人がいなくて鑑賞しやすいという書き込みもありました。
時間にもよりますが、比較的中に入るのはそこまで時間がかかることはないようです。
明月院 あじさいの見頃、開花状況
明月院の境内には、約2500株ほどの紫陽花の花が植えられています。
明月院の紫陽花は、例年6月上旬から下旬が見頃となっています。
最新の開花状況は、鎌倉市観光協会のホームページやSNSで確認できます。
明月院のあじさいと混雑状況
開門後
開門後、明月院に入るとすぐに紫陽花が咲く歩道が迎えてくれます。
8時35分頃。入ってすぐは人は多いですが、そこまでの混雑ではないです。
綺麗な水色の紫陽花。これが明月院ブルーですね!
8時40分頃。徐々に人が増えてきます。
山門前
入口を入ってまっすぐ進むと山門があります。
山門は鎌倉石の参道と紫陽花が撮影できる写真スポットになっていて、順番に並んで写真撮影ができます。
8時40分頃で5分ほど並んで撮影ができました。
すぐに行列になるので、写真撮影するなら早めに山門に向かう方がよいです。
1枚撮影したら譲ってください、と係の方が声をかけていました。
山門は普通に通り道なので、人も通ります。
早朝の境内
開門直後の境内は人が少なく、ゆっくり紫陽花鑑賞と写真撮影が楽しめる場所もありました。
薄紫色のふりふりの紫陽花や額紫陽花も咲いていました。
本堂後庭園
本堂前には紫陽花が飾ってあるお地蔵様。
ここは混雑しないで写真撮影できました。
本堂後庭園は追加で寄付金を納付して入ります。
6月下旬は既に紫陽花の見頃を過ぎていて、人も少なかったです。
本堂後庭園では、有名な丸窓を庭園側から見ることができます。
静かで落ち着いたいい庭園でした。
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本堂後庭園のお地蔵様にも紫陽花が飾られています。
こちらは花菖蒲園。6月後半は数本の花が残っているのみで見頃は過ぎていました。
花菖蒲を見るなら6月上旬がよさそうです。
本堂後庭園の奥には自然の中に紫陽花が咲いている場所があり、10人ほどの行列ができていました。
額紫陽花が植えられている場所は、6月下旬は既に見頃が終わっていました。
額紫陽花は開花が早いので、5月下旬から6月上旬が見頃になるようです。
写真スポットの行列(お地蔵様・丸窓)
9時過ぎで有名写真スポットの丸窓や紫陽花を持ったお地蔵様は行列ができていました。
丸窓は30分ほど、紫陽花を持ったお地蔵様は15分ほどの行列でした。
私は行列には並ばずに、お地蔵様を横から撮影させてもらいました。
丸窓の行列に並ぶと、紫陽花と丸窓越しの本堂後庭園の撮影ができます。
鎌倉、明月院の丸窓から見える美しい庭園。 pic.twitter.com/G6VjnoiOa9
— Shoya (@shoyan_03) June 10, 2024
9時過ぎの山門
9時を過ぎると境内はかなり混雑してきました。
どこも人混みで前に進むのも大変になってきました。
朝一で紫陽花の参道と山門の写真撮影をした場所は開放されて通路になっていて、写真撮影スポットではなくなっていました。
参道と山門の撮影をするなら、混雑時期には朝一で行く必要があります。
明月院の情報
6月の拝観時間
8時30分~17時(最終受付16時30分)
※6月は通常より拝観時間が長くなっています。
※7月3日~あじさい剪定予定。
アクセス
JR鎌倉駅から徒歩10分
拝観料
高校生以上:500円
小中学生:300円
予約・チケット
事前予約はありません。
まとめ
明月院の紫陽花の開花状況と混雑状況をご紹介しました。
6月下旬は額紫陽花など一部見頃を過ぎている紫陽花がありますが、参道の紫陽花はまだ咲いていて明月院ブルーを楽しむことができました。
非常に混雑する明月院ですが、人気なだけあって一面綺麗な水色の紫陽花の参道は見応えがあり素晴らしかったです。
鎌倉で紫陽花を見るなら明月院はおすすめです!