東京のバラの名所と知られる旧古河庭園では、毎年バラの開花時期に合わせて「バラフェスティバル」が開催されます。
旧古河庭園のバラの見頃、開花状況などを写真でご紹介します。
旧古河庭園とは
旧古河庭園は東京都北区にある都立庭園で、敷地内には洋館と洋風庭園、日本庭園があります。
洋館と洋風庭園は、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計した英国人のジョサイア・コンドル博士によるものです。
また、日本庭園は無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園などの庭師・七代目植治こと小川治兵衛の手によるものです。平成18年に国の名勝に指定されています。
旧古河庭園のバラの花は、洋館前のスペースと洋風庭園のバラ園に咲いています。
バラの見頃
旧古河庭園はバラ園では、春と秋にバラの花が見頃となります。
例年の見頃は以下の通りです。
春バラの見頃
春バラは、5月が見頃で二番花は6月下旬まで見られます。
秋バラの見頃
秋バラは、10月中旬が見頃で、11月末頃まで咲いています。
旧古河庭園のバラの見どころ
旧古河庭園の洋風庭園には約100種類200株のバラが植えられています。
旧古河庭園では毎年春バラの人気投票が行われていてます、
バラ園で人気のバラの花や自分が好きなバラの花を探してみましょう。
・2023年人気投票結果
・2022年人気投票結果
春のバラフェスティバル
旧古河庭園では「春のバラフェスティバル」開催中です。
- 開催期間:2024年4月26日(金)~6月30日(日)
- 開園時間:9時~17時(最終入園は16時30分)
※5月10日~12日は早朝開園で8時から開園 - 料金:一般150円、65最以上70円
※洋館は別途料金がかかります。
旧古河庭園のバラの開花状況
2024年と2023年の5月のバラの開花状況をご紹介します。
訪れる際の参考にしてください。
最新のバラの開花状況は旧古河庭園のホームページで確認できます。
2024年5月中旬
2024年5月12日に訪れました。
庭園全体にバラの花が咲いていて、満開で見頃となっています。
洋館前のバラ園。すべてのバラの花が綺麗に開花しています。
洋館前にはプリンセス・オブ・ウェールズとプリンセス・ミチコが並んで咲いています。
階段を下りた下の庭園も開花しているバラの花が多く、見頃です。
洋館の向かって右側も満開です。
洋館横のバラも綺麗に咲いています。
洋館横は、一番奥に咲いているロイヤル・プリンセスとエグランタイン、フレンチレースが満開でした。
5月中旬の時点ではまだつぼみの花もあります。2023年人気投票で第4位のシンデレラは咲き始めでした。
2023年5月末
2023年5月28日の様子です。
全体的には見頃が終わっているお花が多いものの、遅咲きの種類は満開でした。
小ぶりのお花が満開で綺麗に咲いていました。
美智子上皇后陛下のバラ「プリンセス・ミチコ」は、最後の開花を鑑賞できました。
旧古河庭園の見どころ
日本庭園
旧古河庭園の見どころはバラ園だけではありません。心字池を中心とした日本庭園は、見る場所によって変化する風景を楽しめます。
馬車道
当時は、現在は使用されていない洋館の反対側の門から馬車道を通って来賓をお迎えしていたと言います。馬車道は、わざわざお客様に通っていただきたいくらいの素敵な道になっています。こちらの馬車道を通って日本庭園へ行くことができます。
洋館見学
旧古河邸は、洋館の1階が公開されており400円で見学ができます。洋館の2階は、ホームページからの予約でガイドツアーに申込みことで見学可能です。
バラ園の混雑状況
2023年は10時過ぎ、2024年は早朝開園の8時10分頃に訪れましたが、どちらも混雑していました。
バラの花をゆっくり鑑賞するのには特に問題はありませんでした。
まとめ
旧古河庭園のバラは5月が見頃です。
5月中旬が満開の花が多く見応えがありますが、5月下旬にかけては異なる種類のバラの花が開花し楽しめます。
春のバラフェスティバルにぜひ訪れてみてください。
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