「もみじの永観堂」と言われ、紅葉の名所として名高い永観堂(禅林寺)に行ってきました。さすが名所だけあって広い境内どこを見ても紅葉が美しく圧倒されました。
拝観した際の紅葉の状況や混雑具合などご紹介していきます。
永観堂(禅林寺)について
真言密教のお寺として始まり863年に清和天皇から寺院設立の許可をもらい「禅林寺」と名がつきます。その後永観律師の時代に大きく発展し、いつしか「永観堂」と呼ばれるようになりました。ご本尊は首を左にかしげてふりむいておられ、「みかえり阿弥陀」として広く知られています。
また、境内を染め上げるもみじは素晴らしく、「もみじの永観堂」と呼ばれる紅葉の名所となっています。
秋の寺宝展・ライトアップの情報
秋の寺宝展が開催中です。期間中は一部閉鎖や規制、一方通行となっています。
①開催期間
令和4年11月5日(土) ~ 12月4日(日)
②拝観時間
寺宝展
受付:午前9時~午後4時(午後5時に閉門)
ライトアップ
受付:午後5時30分~午後8時30分(午後9時に消灯・閉門)
※入替制のため寺宝展とライトアップを継続して拝観することはできません。
③拝観対象
寺宝展
寺宝展、阿弥陀堂など諸堂宇、庭園
(展示:山越阿弥陀図(国宝)、薬師如来像(重文)、釈迦十六善神像(重文)、紺紙金泥大般若経など)
ライトアップ
阿弥陀堂、庭園
④拝観料
寺宝展
大人1,000円、小・中・高生400円
ライトアップ
中学生以上600円
⑤アクセス
市バス204、93系統「東天王町」から徒歩約8分
⑥所要時間
一時間程度と書いてあるHPが多いです。
私は8時50分から並び9時5分過ぎに入場、拝観が終わったのが10時30頃と90分くらい滞在していました。
見どころ
入口周辺
入口から美しい紅葉が出迎えてくれます。
紅葉のじゅうたん。
記念にアップも一枚。
釈迦堂と唐門
天皇の使いの勅使が出入りするときに使われた門です。門の前に盛り砂がつくられています。勅使はこの盛り砂で身を清めてから中に進んだそうです。
お庭はまだ色づき始めでした。
曇っていて写真はいまいちですが、綺麗でした。
阿弥陀堂に向かうところ
移動中に見えるお庭も素敵です。
もみじのトンネルを上から。
阿弥陀堂
阿弥陀堂の中からの風景。
外から見たところ。
紅葉アップで。
お庭
お庭はどこを見ても紅葉が綺麗です。
だんだん日が差してきました。
大きな銀杏があり、落ち葉が地面を覆っています。
黄色の落ち葉と赤い紅葉のコントラストが美しいです。
紅葉のトンネルを抜けて多宝塔に向かいます。
見上げると人が写らなくていい感じ。
多宝塔からの眺め
京都の街並みを一望できます。
永観堂の紅葉を上から眺めます。
お茶処と池のまわり
池の周りの紅葉。
池の向かい側にお休み処があります。
池と紅葉を眺めて休憩できる素敵なお店です。
弁財島のまわりも紅葉。
近くに川も流れています。
やすらぎ観音とお地蔵さん
お庭のやすらぎ観音と紅葉。お顔が穏やかです。
お庭にお地蔵さんがたくさんありました。頭に紅葉を乗せています。
知恵と慈悲。
出口でもお地蔵さんがお見送りしてくれました。
紅葉見頃の状況
11月19日に参拝したときには美しい紅葉を楽しめました。まだ一部青い部分もあったのでしばらく見頃を楽しめそうな感じでした。
11月24日時点のウェザーニュースの情報では、7~8割色づき、12月2日頃から落葉となっています。
混雑状況
11/19(土)開門前の8時50分頃の様子です。チケット購入に長蛇の列ができていました。
すでに行列が折り返してこの写真の左側まで続いています。
中の様子。広い境内ですがどこも人がたくさんいました。
まとめ
「もみじの永観堂」で有名な京都屈指の名所は、境内全体が紅葉で覆われた圧巻の紅葉スポットでした。開門前から行列ができる人気スポットですが、紅葉の時期には必ず訪れたい旅行先のひとつです。
開門後もずっと混雑していたので、昼間に行くなら開門前の早めの時間に並ぶ方がよさそうです。
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