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【京都紅葉情報】紅葉ライトアップの穴場スポット!圓徳院の見どころ、混雑状況、紅葉の状況など

 

 

圓徳院とは

高台寺の向かいにある高台寺塔頭のひとつで、豊臣秀吉正室北政所ねねが秀吉と過ごした伏見城の化粧御殿とその前庭を移築して移り住んだと言われています。

ねねは58歳のときから77歳で没するまでの19年間をこの地で余生を送り、終焉の地となりました。

国名勝指定の北庭は紅葉の名所として知られています。

拝観・ライトアップについて

拝観料

大人500円、中高生200円

高台寺、掌美術館との共通券 900円

拝観時間

午前10時~午後5時30分(午後5時受付終了) 

ライトアップ期間中は午後10時閉門(午後9時30分受付終了)

午後5時点灯

ライトアップ期間

2022年10月21日(金)~2022年12月11日(日)
※12月9日(金)・10日(土)は法務のため拝観を休止

アクセス

バス停「東山安井」から徒歩約7分

「東山安井」へは、京都駅から市バス206(東山廻り)または急京都河原町駅・京阪祇園四条駅から市バス207。

所要時間

15分~30分。

さっと周るだけなら15分。じっくり鑑賞しても30分くらいです。写経は5分、写仏は御顔5分、御姿30分とHPに記載がありますので、別途考慮してください。

見どころ

長屋門

もともとお寺ではなく木下家の屋敷だったため、正門は武家屋敷に多く見られる長屋門の形態がとられています。門に侍長屋が付いているのが特徴です。

入口から長屋門と唐門を眺めたところ。ライトアップで訪れた翌日早朝の写真です。

門をくぐるとお庭の紅葉が迎えてくれます。

南庭

白砂の線引きがされていて、紅葉に囲まれた南庭。

方丈から眺めます。

北庭

もともと伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したもので、当時の原型をほぼそのままに留める桃山時代の代表的庭園のひとつです。国指定名勝となっています。

書翰・襖絵

長谷川等伯の障壁画、室中襖絵「白龍」など戦国武将の書翰や豪華絢爛な襖絵を多数所蔵していて鑑賞することができます。

無料写経

写経・写仏が体験できます。

www.kodaiji.com

抹茶

午前10時30分~午後4時まで、有料でお抹茶をいただくことができます。

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圓徳院の混雑状況

2022年11月19日(土)の紅葉ライトアップで訪れたときにはそれほど混雑していませんでした。
チケット購入は5名程度の行列。方丈はそれなりに人がいましたが、待っていれば最前列で写真を撮ることができます。
目の前のねねの道や高台寺の混雑状況と比較するとゆっくり紅葉を楽しめるおすすめのスポットです。

紅葉の状況

11月19日は紅葉が楽しめるもののまだ青い葉も残っていて、これからという感じでした。11月26日時点のウェザーニュースでは7~8割色づき、落葉12月6日頃~の予想となっています。

weathernews.jp

周辺の観光スポット

ねねの道

雨上がりのねねの道

圓徳院の前の道がねねの道です。

以前は高台寺道として知られていた東山の円山公園から清水寺方面へと抜ける道が御影石を敷き詰めた石畳の道に整備され、この地で19年の余生を送った北政所ねねにちなんで「ねねの道」と名付けられました。

京都らしい風情の美しい石畳の道で散策におすすめです。

京・洛市「ねね」

圓徳院の境内にあるお土産ショッピングモールです。

和雑貨や飲食店が多数入っていて、お買い物や休憩に利用できます。

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特に、1階に入っている漬物屋さん「東山八百伊」が何を食べてもおいしくておすすめです!小さめのパッケージでお値段がお手頃なのも色々楽しむことができてよかったです。
店舗が本店とこちらの2店舗のようなので、圓徳院見学の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

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高台寺

ねねの道をはさんで反対側が高台寺です。圓徳院を拝観する際は、高台寺との共通券900円を購入して、一緒にまわるのがおすすめです。

高台寺に続く階段。

高台寺公園の中の階段も高台寺に続いています。

まとめ

ねねゆかりの落ち着いた寺院で素敵なお庭と紅葉、襖絵などを楽しめます。紅葉は12月初旬に向けてまだ楽しめます。ライトアップも素敵ですが、昼間にお抹茶をいただいたり写経をしてゆっくり過ごすのもよさそうです。高台寺やねねの道の散策と合わせて訪れたいおすすめのスポットです。