蔵王温泉で『共同浴場』を初体験
共同浴場は、今まで温泉地で見かけたことはあるものの、地元の方が利用するイメージがありなんとなく入りづらい気がしていました。
今回蔵王温泉で初めて利用した共同浴場は、思っていたのとは違い綺麗で簡単で利用しやすい共同浴場でした。
共同浴場とは
『公設または私設で、無料またはわずかな料金で入浴させる浴場。共同湯。』
文章だけではいまいちイメージがわきませんでしたが、実際に利用してみたらなるほど、という感じでした。
蔵王温泉の共同浴場
下湯共同浴場
高湯通りの入口はいってすぐ、一番バスターミナル寄りのところにあります。
全体が木でできているシンプルな浴室が落ち着きます。
源泉がどんどん流れ込んでいてお湯がとても綺麗でした。
すぐ横に足湯があります。
上湯共同浴場
高湯通りの突き当たりが上湯共同浴場です。蔵王で一番歴史のある共同浴場です。
下湯からは5分ほどです。
上湯共同浴場の裏には水車があります。
上湯には足湯はなかったのですが、すぐお隣におおみや旅館さんの足湯がありました。
川原湯共同浴場
高湯通りのお隣の湯の香通り突き当たり、上湯共同浴場の近くに川原湯共同浴場があります。
川原湯は簀の子状の浴室で、下から温泉が湧き出てくるのが特徴です。
川原湯も近くに足湯がありました。
共同浴場の入浴料
大人200円、子供100円
ただし、宿泊する旅館によっては無料券をもらえます。
高砂屋さんでは無料券もらい放題でした。
高砂屋さんの記事はこちら。
営業時間
6:00~22:00(2022年11月時点)
新型コロナウィルスの状況により変更になる可能性があります。宿泊先の旅館や観光案内所でご確認ください。
利用方法
1.お金または無料券を入口に設置してある料金箱に投入
2.男女それぞれの入口から入る
3.脱衣所で服を脱ぎ、桶で体の汚れを落とし入浴
注意点
・入浴料は料金箱に自分で入れるので、おつりがないように小銭を用意しましょう。
・脱衣所にコインロッカーはありません。貴重品は持たずに行きましょう。
・強酸性の性質のため、石けん等は使用できません。
・硫黄泉のため貴金属は黒く腐食します。
・タオルは持参しましょう。(私は旅館のものを持って行きました)
・シャワー、カランはありません。浴室のお湯で洗うか事前にすませていきましょう。
・ドライヤーもありません。
まとめ
蔵王の共同浴場は誰でも入りやすく泉質のよい源泉がかけながしの贅沢なお風呂でした。私は宿泊した高砂屋さんの向かいの下湯共同浴場に行きました。
宿泊した高砂屋さんによると3つの共同浴場はすべて同じ泉質らしいです。一番人気は簀の子の下からぶくぶく沸いてくる川原湯共同浴場ということでした。
3つの共同浴場の距離は歩いてそれぞれ5分くらいなので、時間があれば軽く入浴して3つ入ってみるのも楽しそうです。
蔵王温泉に宿泊するなら、共同浴場を試してみるのをおすすめします!
私が宿泊した高砂屋旅館さんはこちら。スタッフのみなさん親切でチェックインのときに共同浴場について教えてくれます。