
山形県の名湯・蔵王温泉は、紅葉の名所としても知られるスポットです。10月中旬から下旬にかけては、ブナやナナカマドが鮮やかに色づき、山全体が赤や黄色のグラデーションに包まれます。
今回は、蔵王ロープウェイ鳥兜駅を起点に、鳥兜展望台・紅葉峠・片貝沼・ドッコ沼などをめぐる、蔵王の紅葉ハイキングコースを歩いてきましたので、各スポットの見どころを写真でご紹介します。
- 蔵王中央ロープウェイで山頂へ
- 蔵王中央ロープウェイ鳥兜駅
- 鳥兜展望台・蔵王大黒天
- 紅葉峠と高松宮妃殿下御歌碑
- パラダイスゲレンデに向かう
- パラダイスゲレンデ
- 方貝沼へ
- めだま沼
- うつぼ沼
- シャクナゲ平から三五郎小屋へ
- 三五郎小屋
- ドッコ沼
- リフトで鳥兜駅へ
- 蔵王で紅葉ハイキング|所要時間
- 蔵王で紅葉ハイキング|まとめ
- ハイキングはクラブツーリズムがおすすめ
- 蔵王温泉記事
蔵王中央ロープウェイで山頂へ

ハイキングコースへは、蔵王中央ロープウェイ温泉駅から出発します。蔵王温泉には、近くに「蔵王ロープウェイ」というロープウェイがありますが、ハイキングコースへは「蔵王中央ロープウェイ」に乗ります。間違いないようにしましょう。

温泉駅で山頂の気温をチェックします。10月後半、この日の気温は14℃でした。

ロープウェイは20分に1本運行していて、約7分で頂上に到着します。

温泉駅付近では緑色だった木々も山頂に近づくにつれてオレンジ色に色づいていきます。蔵王の紅葉は、赤色より黄色やオレンジ色の木が多いそうです。
蔵王中央ロープウェイ鳥兜駅

山頂の蔵王中央ロープウェイ鳥兜駅に到着。駅にはおすすめスポット・トレッキングコースの看板があるので、ここで行き先を確認します。

駅から見える紅葉が絵画のように美しいです。左側は、駅に併設されているカフェです。

新しくできたカフェで、見晴らしのいいテラス席があります。

駅を出ると目の前にはゲレンデと山を覆う紅葉した木々の風景が広がります。

ゲレンデの上には眺めのいいブランコがありました。

動物のかわいいオブジェも。

スノーボーダーもいました。
鳥兜展望台・蔵王大黒天

駅を出て右側の坂を上ると鳥兜展望台です。展望台には、開運の蔵王大黒天があり、紅葉を背景に旅人を見守っています。

鳥兜展望台からはオレンジや黄色の紅葉がパッチワークのように山肌を染め上げる絶景が見られます。


蔵王温泉街や遠くの山並みまで一望できます。

ロープウェイが下を通過していきます。

鳥兜展望台を後にして、ハイキングに出発します。
紅葉峠と高松宮妃殿下御歌碑

まずは、鳥兜展望台から紅葉峠に向かいます。ゲレンデの上を横切って進みます。こちらのゲレンデを下っていくと、直接ドッコ沼に行くことができます。

整備された歩道を進みます。

来た道を振り返ります。こちらの道を歩いてきました。

道路を渡ると散策路の入口。鳥兜駅からは5分ほどの距離です。

散策路の入口には、高松宮妃殿下御歌碑があり、蔵王の紅葉を詠んだ和歌が刻まれています。
「朝日さしてくれなゐに はゆ雪ふかき 蔵王の山の 樹氷のはやし」と書いてあるそうです。
パラダイスゲレンデに向かう

高松宮妃殿下御歌碑から方貝沼の方に進み、パラダイスゲレンデに向かいます。

美しいブナ林の中を歩いていきます。

紅葉した葉っぱが光に当たって輝きます。

いくつかゲレンデの連絡通路のようなところを通過していきます。

片貝沼のところまで来ました。まっすぐ進んで、トニー・ザイラー顕彰碑があるパラダイスゲレンデのところまで行き、戻って片貝沼、目玉沼のルートでまわります。
パラダイスゲレンデ

パラダイスゲレンデに到着。

ゲレンデには愛の鐘。

愛の鐘の先にはトニー・ザイラー顕彰碑。トニー・ザイラーは懐かしの映画スターで、松竹映画「銀嶺の王者」のロケーションで蔵王温泉に1ヶ月以上滞在し、スキーや蔵王の魅力を広めた方です。トニー・ザイラー顕彰碑は、トニー・ザイラー氏への追悼の意と蔵王温泉を広く世界に広めた功績、親交に対しての感謝を込めながら、「日本スキー発祥100周年」を迎える年に建立したものです。

愛の鐘の近くに、大きなダケカンバの木がありました。
方貝沼へ

来た道を少し戻って、片貝沼に向かいます。パラダイスゲレンデから片貝沼への途中にはトイレもあります。

紅葉する山とここにもダケカンバ。

ダケカンバの近くの道を入って行くと片貝沼です。池に沈む落ち葉と周囲の紅葉が美しい静かな沼でした。
めだま沼

次は、目玉沼へブナ林の中を歩いて行きます。

看板を目印に進みます。うつぼ沼へ行く途中に目玉沼があります。看板は熊がかじっているそうで、端っこがボロボロになっていました。

沼の形から目玉沼の名前が付いたそうですが、沼はほとんど植物に埋もれてしまっていて形は分かりませんでした。

目玉沼の展望台は立ち入り禁止でした。修繕の計画があるようなので、次回訪れたときには展望台から眺めてみたいです。
うつぼ沼

目玉沼からさらに紅葉の中を進むとうつぼ沼にたどりつきます。

うつぼ沼も植物で埋もれていました。

うつぼ沼の展望台も立ち入り禁止です。
シャクナゲ平から三五郎小屋へ

うつぼ沼のあとは、ドッコ沼に向かってシャクナゲ平を通ってここから少し歩きます。

ブナ林が続きます。

黄色や赤など木々の色合いが変わり、歩いていて楽しいです。

歩道も比較的歩きやすい道でした。

最後はゲレンデを下ります。
三五郎小屋

ゲレンデを下ったところにある素敵な建物は三五郎小屋です。三五郎小屋の1階はレストランになっていて、上の階に宿泊もできます。ゲレンデの中に建つ人気のホテルで、スキーシーズンはもちろん、夏はBBQやアクティビティ、秋は紅葉を楽しみながらのんびり過ごせると評判です。2階テラスをドックランとして無料開放していて、ペットも宿泊可能です。
ドッコ沼

最後にドッコ沼に到着。

ドッコ沼は鳥兜駅からも近くて、気軽にアクセスできる観光スポットです。
▼ ドッコ沼の写真はこちらも参考にしてください。
リフトで鳥兜駅へ

帰りはリフトで鳥兜駅に戻ります。

歩いて鳥兜駅まで戻るコースもあります。
蔵王で紅葉ハイキング|所要時間
蔵王中央ロープウェイ鳥兜駅から、鳥兜展望台・紅葉峠・片貝沼・目玉沼・うつぼ沼・ドッコ沼をまわって、2時間くらいの所要時間でした。
ハイキングコースは、蔵王中央ロープウェイのホームページも参考にしてください。
蔵王トレッキング湖沼めぐりコース 蔵王中央ロープウェイ・蔵王スカイケーブル|蔵王観光開発株式会社
蔵王で紅葉ハイキング|まとめ
今回歩いたルートは、蔵王の紅葉の魅力を余すところなく楽しめる充実のコースでした。標高差もそれほどなく、道もよく整備されているため、初心者でも安心して歩けます。
蔵王温泉の湯けむりと紅葉を同時に味わえるこの季節、秋の蔵王はハイキングに絶好のスポットです。山歩きのあとに温泉で身体を温めながら、旅の余韻に浸るのも至福のひとときです。温泉と合わせて訪れてみてください。
ハイキングはクラブツーリズムがおすすめ
私は今回、クラブツーリズムの初級ハイキングコースに参加しました。クラブツーリズムでは、ハイキング・登山の難易度で細かくレベル分けされていて、幅広いレベルの中からツアーを選べます。
蔵王の紅葉ハイキングは、<ハイク初級>コースでした。さらに難易度が低い<ウォーキング>や<ハイク入門>のツアーもあります。ぜひ、蔵王のハイキングコースを参考に、季節とレベルに合わせたツアー選びをしてみてください。
>>≪国内旅行≫登山・温泉・おひとり参加限定など、テーマ別ツアーが満載!
\ハイキング・登山初心者にもおすすめ!/