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【大阪・関西万博】予約なしで入れる!シグネチャーパビリオン「dialogue theater - いのちのあかし -」(河瀬直美)がおすすめ|どんな展示内容?所要時間は?(大阪府大阪市)

大阪・関西万博のパビリオンの中でも注目を集めている映画監督・河瀬直美さんが手がけるパビリオン「Dialogue Theater いのちのあかし」に行ってきました。

予約なしで感動的な体験ができる「Dialogue Theater いのちのあかし」はおすすめです。展示の内容や建物の雰囲気などを写真でご紹介していきます。

 

「Dialogue Theater いのちのあかし(河瀬直美)」について

「Dialogue Theater いのちのあかし」は、映画作家の河瀨直美さんがプロデュースしたシグネチャーパビリオンで、「対話」を通じて世界の分断を越える未来を模索する「対話の実験場」です。

パビリオンの建物には、奈良県十津川村京都府福知山市の廃校の木造校舎が移築・再生され、展示空間として活用されています。

Dialogue Theater いのちのあかし|予約方法と所要時間

自由観覧と予約時間

万博の公式アプリによると、自由観覧と予約の時間は以下の通りとなっています。また、時間によっては当日予約なしで入れる枠も用意されています。私は13時30分の枠で予約なしで入れました。

  • 9時30分~11時30分 館内自由観覧
  • 11時30分~21時 要予約
  • 「森の集会所」エリアは終日予約なしで観覧可能

予約方法

予約枠は、7日前抽選・3日前先着予約で予約できます。

所要時間

入場から退場までの所要時間は約50分です。

最後のシアターまで全員一緒に進むため、時間短縮や途中退出はできないのでご注意ください。

自由観覧となっている「森の集会所」エリアは50分に含まれませんので、全体で1時間~1時間30分くらいの時間が必要となります。

【体験談】「Dialogue Theater いのちのあかし」はどんな展示内容?

それでは、実際に河瀬直美さんプロデュースのパビリオン「Dialogue Theater いのちのあかし」を体験してきましたので、展示内容を写真でご紹介していきます。

森の集会所(自由観覧エリア)

河瀬直美さんの「Dialogue Theater いのちのあかし」は、7日前抽選に応募していたのですが落選してしまって、気になっていたパビリオンです。一部、自由入場できるエリアがあると聞いて立ち寄ってみました。

自由入場できるのは、「森の集会所」エリアです。「森の集会所」は、奈良県十津川村にあった1958年築の旧折立中学校の北棟を活用しています。

生まれ変わった木造校舎は、歴史を感じつつもお洒落です。

校舎の壁は再利用ができなかったらしくて、ガラス張りになっています。2階から1階も見えるようになっていて、透明感のある建物になっています。「森の集会所」の1階では展示が行われていました。

「森の集会所」からは、同じ敷地内にあるエントランス棟やいのちパークが見えます。

「記憶の庭」のイチョウの木

敷地の中心にある「記憶の庭」には、パビリオンのシンボルツリーであるイチョウの木が植えられています。

推定樹齢100年のイチョウの木は、京都府福知山市の学校で生徒たちの成長を見守ってきました。校舎と一緒に、大切な木の記憶そのままに万博会場に移植し、これまでの木を記憶をこれからの未来へ繋いで行きます。

エントランス棟

森の集会所から見ていたときに、エントランス棟に係の方がいて次々に人が入っていくのが見えたので、エントランス棟に行ってみます。

エントランス棟は、森の集会所と同じ奈良県十津川村の旧折立中学校の南棟を活用して建てられています。

記憶の庭に面した入口には、Dialogue Theater いのちのあかし Entranceの黄色い看板があります。

このとき13時15分くらいだったのですが、13時30分の回は予約なしで入れる回ということで、並んで入ってみることにします。抽選にはずれて自由観覧エリアだけでもと思っていたので、たまたま入れてラッキーでした。

パビリオンのテーマは「対話」ということで、対話の内容が書かれたカードが配られます。毎日異なる対話の内容が記載されるそうです。

時間になったら係の方に案内されて、2階へ。

2階からの眺め。右側が先ほどいた森の集会所で左側はシアター棟です。

黒板も学校っぽさがあります。ここで建物についての動画を鑑賞します。廃校になった校舎を丁寧に分解して新たな建築として再生されたことを知ることができて、より建物の魅力を感じられました。

動画の後はフリータイムで、エントランス棟の建物の中を自由に見て回ります。

もともと2階建てだった校舎を分断して3階建てに作り直しているので、廊下は分断したところがガラス張りになっています。

ガラスには河瀬直美さんのメッセージが書かれていました。

廊下の反対側は鏡で、あまりに自然過ぎて鏡と気づかずに歩いていてぶつかりそうになってしまいました。

3階に上がると400年杉スピーカーがあります。

階段を登ったところの壁に大きな杉の板が何枚もかけられていました。これがスピーカーだと思うのですが、人が多すぎて次々と後ろの人が来るので通り過ぎるだけになってしまい、スピーカーについてはよく分からないままになってしまいました。

シアター棟

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自由見学の後はシアター棟に移動します。シアター棟は写真撮影禁止だったので、記憶の庭からの写真です。真ん中の建物がシアター棟です。京都府福知山市の旧細見小学校中出分校の校舎が活用されています。

シアター棟の内部は、傾斜がある映画館のような造りで、階段を降りたところが舞台になっています。エントランス棟の観覧のときに選ばれたお客さんの中の一人が、シアター棟の舞台でスクリーン越しの対話者と最初に配られたカードのテーマについて話をする展示内容になっています。

最後に、海外の方のインタビュー映像をスクリーンで見て終わりです。

生き方や幸福について考えさせられる内容になっていました。

「Dialogue Theater いのちのあかし(河瀬直美)」まとめ

「Dialogue Theater いのちのあかし」は、歴史と記憶の重みを感じる建物で自分自身を見つめ直して幸せな生き方や大事な人のことを静かに考えることができる展示でした。

深く心に残る時間を過ごせる「Dialogue Theater いのちのあかし」は大人におすすめのパビリオンです。自由観覧の建物や空間だけでも素敵ですが、時間が合えばエントランス棟・シアター棟の体験がおすすめです。予約なし枠がある可能性もあるので、ぜひ訪れて「Dialogue Theater いのちのあかし」で感動的な体験をしてみてください。

パビリオンの情報は変更になる可能性があるので、公式アプリで最新の情報を確認してお出かけください。当日、係の方に聞くのも有効です。

【大阪・関西万博】予約なしで入れるおすすめパビリオン

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