神戸異人館街の「うろこの家」をご紹介します。
うろこの家への行き方
うろこの家は坂の上の方にあります。
シティループのバス停「神戸北野異人館」からは徒歩約10分です。
うろこの家とは
「うろこの家」は、見晴らしのいい高台に建ち神戸で最初に公開された代表的な異人館で、国の登録有形文化財や兵庫県住宅百選にも指定されている伝統的な建築物です。
外国人のための高級借家として明治後期に居留地に建てられ、大正に入ってから現在の場所へ移築されたと伝えられています。
最後の住人のE・ハリヤー氏は、1953年から1968年までうろこの家で暮らしていました。
今まで訪れた異人館と比べて、ひときわ大きな建物と広いお庭の異人館です。
うろこの家の見どころ(庭)
イノシシ
お庭にあるイノシシの像は、鼻を撫でると幸運に恵まれるジンクスが古くから伝えられているカリドンの猪(愛称ポルチェリーノ)のレプリカです。
イノシシの奥は休憩所になっていて、自動販売機とテーブル、椅子が設置してありました。
電話ボックス
英国製のテレフォンボックスが置いてあります。イギリスでおなじみの赤いテレフォンボックスは英国を象徴するものとして世界的に有名です。近年の携帯電話の普及などにより全面撤去の予定でしたが、美観や歴史的価値から自治体が希望すれば引き続き設置が認められているそうです。
中の電話もレトロでお洒落です。
うろこの家と展望ギャラリー
うろこの家
建物は、右側にうろこの家、左側に展望ギャラリーとなっています。
うろこの家の外壁は、約4000枚のうろこのような天然石のスレートに覆われています。スレートの外壁が魚のうろこに似ていることから「うろこの家」の愛称で呼ばれて親しまれています。
うろこの家の1階。玄関前です。
室内。
見晴らしのよいスペースもありました。
展望ギャラリー
うろこの家の隣、展望ギャラリーへ行きます。展望ギャラリーは「うろこの家」の姉妹館として1982年に開館しました。
最上階が展望フロアになっています。展望フロアや下の階には絵画などが展示されています。
展望フロアからは神戸の街並みが一望できます。
見晴らしがよく、遠くの港まで見渡せます。
神戸の眺望を満喫できました。
入館料
大人1050円、子ども200円
※神戸スマートパスは対象外です。
営業時間
営業日・営業時間は変動があるため、最新のお知らせでご確認ください。
最新のお知らせ | 神戸北野異人館 うろこグループ公式サイト
うろこの家&展望ギャラリーは、高台からの眺めが最高で北野異人館に行くなら訪れたい場所の一つです。神戸旅行の際にはぜひ行ってみてください。