法起寺から歩いて10分ちょっとの中宮寺跡史跡公園をご紹介します
↓ 法起寺三重塔の周りのコスモス畑についてはこちらから。
中宮寺跡とは
中宮寺は、聖徳太子の母「穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう)」の住居(宮)を寺にしたと伝えられる尼寺です。
現在の中宮寺は法隆寺東院の北東にありますが、その場所は江戸時代の始めに移ったところで、飛鳥時代の始めに建てられたのが中宮寺跡です。現在の中宮寺は、中宮寺跡から400mのところあります。
中宮寺跡は、貴重な飛鳥時代創建の寺院であることから国の史跡に指定されています。
中宮寺跡のコスモスの見頃
中宮寺跡のコスモスの見頃は、例年10月中旬から11月上旬です。
2023年の開花状況は、斑鳩町公式ホームページによると10月20日時点で全体的に7分咲きとなっています。
中宮寺跡(金堂跡、塔跡)
道路側から見た中宮寺跡です。手前にコスモス畑があり、その先の少し高くなっているところが金堂跡と塔跡です。
中宮寺跡に入ってみます。
手前が塔跡で、奥が金堂跡です。残っている金堂基盤から判明した建物の柱の位置に、現地に残る礎石を参考に復元した礎石を配置しています。
金堂跡の北側には休憩所があります。北側はコスモスは植えられていませんでした。
基壇と道路の間がコスモス畑になっています。
上から見たコスモス。
中宮寺跡のコスモス開花状況
10月15日(日)の様子です。咲いているところでは7~8分咲きくらいでした。
北側は5分咲きくらい。
さらに北側の道路沿いはまだ咲き始めでした。
中宮寺跡の図面
中宮寺跡は金堂基壇・塔基壇を中心に、周辺に法隆寺・法起寺・法輪寺のいわゆる斑鳩三塔、または二塔を見ることができる位置に休憩所を設けた公園になっています。
南門推定値から塔跡方面の眺め。
駐車場
南側が臨時駐車場になっています。
- 臨時開設状況:10月7日(土)~11月26日(日)(予定)
- 利用可能時間:午前9時~午後5時
- 料金:無料
まとめ
中宮寺跡史跡公園は、歴史が感じられる公園でコスモス鑑賞ができるスポットでした。コスモスは10月20日時点で全体で7分咲きです。これから見頃の中宮寺跡のコスモスを法起寺周辺のコスモス畑と合わせて楽しんでください。