
8月の週末に訪れた大阪・関西万博の2泊3日のひとり旅、1日目午後の旅行記です。初めての万博で、3日間の滞在期間中にどのくらいまわれたのか、各スポットでのポイントと合わせて写真でご紹介していきます。
1日目午前中の旅行記はこちら
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12時15分 大屋根リングに登る(東側)

マレーシアパビリオンを鑑賞した後は、近くのエスカレーターから大屋根リングに登ってみます。午前中に西ゲート近くの大屋根リングに登っているので、反対側になります。
フランスパビリオンとフランス、アメリカに並ぶ広場の行列が見えます。

右側にはアイルランドパビリオンとマレーシアパビリオン。それぞれのパビリオンに特徴があってどれも美しいです。
12時25分 コネクティングゾーンを移動

ランチを求めて万博会場の北側にあるコネクティングゾーンに移動しました。コネクティングゾーンの名称は、万博のサブテーマ「Connecting Lives(いのちをつなぐ)」に由来しています。
ネパールパビリオンは角にあって、レンガの壁の三角形の建物が可愛らしかったのですが、人が多くて写真撮影が難しくて側面のみ撮影。
ルクセンブルグでソーセージとビールをいただきたかったのですが、プライベートイベントで閉館になっていました。偉い人が訪問したり施設のトラブルで突然パビリオンが休館になることはよくあるそうです。

ドイツパビリオンも行列で、レストランに入るのも時間がかかるそうです。テイクアウトで外で食べるのはすぐに買えるということですが、外が暑いのでもう少し他を探してみることにします。
12時35分 夜の地球 Earth at Night

コネクティングゾーンの真ん中辺りで入れそうなパビリオンを見つけました。すぐに入れるので、よく分からないまま入ってみます。

夜の地球は、入口を入ってプロローグゾーン、ムービーゾーンを通って展示ゾーンを鑑賞。最後にエピローグゾーンを通って出口に繋がるルートになっています。
入口を入るととにかく涼しくて嬉しい!
プロローグゾーン、ムービーゾーンでは輪島塗の説明があります。重要無形文化財保持団体に認定されている輪島塗技術保存会が5年の歳月をかけて大型地球儀を造り上げたという制作の歩みが展示されていました。

一番奥の展示ゾーンまで来たら大きな地球儀が展示されています。事前の説明であまり理解できていなかったので、展示ゾーンに地球儀が現れたときは美しさに驚きでした。輪島塗でできているとは思えない日本の技術の偉大さを感じました。

地球儀にはもちろん日本もあります。
展示エリアの壁沿いには、世界の都市が飾られています。北京、ロンドン、ニューヨーク。

そして東京湾。きらきらして綺麗でした。ふらっと入ったけれど素晴らしい展示が見られました。
12時45分 休憩所

この日、朝からiPhoneで当日予約にチャレンジしていたのですが全然予約が取れず、当日予約端末に行ってみようと思い移動します。
歩いていたらウェーブが美しい休憩所がありました。

奥にエアコンが効いている休憩所があって、少し座って休憩します。休憩所の中には「こちらの案内所には当日登録端末はございません」の案内。近くに当日登録端末があるようなので移動します。
12時55分 当日予約端末機

静けさの森の近くの当日予約端末機に来ました。行列が出来ているので並びます。当日予約端末機は並んでも予約できない可能性があり、1組3分の操作時間ということです。
並んでいる間に13時になり、並びながらiPhoneで当日予約に挑戦します。13時なので電力館を見ていたのですが予約が取れないでいると、後ろの人が三菱未来館が予約空いていると話しているのが聞こえてきて、三菱未来館を検索。15時24分の三菱未来館の予約が取れました!後ろの人に感謝です。
当日登録端末の行列からは離脱して予約時間までどこで過ごすか考えます。
13時05分 Better Co-Beingスタンプ

歩いていたらBetter Co-Beingのスタンプがあったので、スタンプパスポートに押印。Better Co-Beingは宮田裕章さんのシグネチャーパビリオンで予約が必要ですが、朝と夜には予約なしで入れる自由観覧もあるようです。

Better Co-Beingは外観も周りのグリーンと調和しておしゃれです。
13時10分 Dialogue Theater いのちのあかし

お腹が空いていたのでビールを飲みに行きたかったのですが、近くに7日前予約の抽選で落選した河瀬直美さんの「Dialogue Theater いのちのあかし」があり、一部は自由入場できるエリアがあるそうなので立ち寄ってみることにしました。
「Dialogue Theater いのちのあかし」の建物は、奈良県と京都府の廃校になった校舎を活用して作られています。森の集会所が自由に閲覧できる建物で、展示がされていました。
このときは「森の集会所」のみ自由閲覧可能だったのですが、あとで調べたところ、9時30分から11時30分は館内自由観覧になっているそうです。

お庭のイチョウの木は、京都府の学校で生徒たちの成長を見守ってきた大切な木を記憶そのままに移植したそうです。校舎と一緒に万博会場に移植されることで、これまでの木を記憶をこれからの未来へ繋いで行きます。と説明がありました。

森の集会所の向かい側の予約入場の建物でEntranceを見つけて近づいてみると、この日の13時30分は予約なしで入れる回と教えていただき、迷わず並びます。

しかも、この日は国際連合のスペシャルデーで、たまたまプロデューサーの河瀬直美さんが万博に来ていて、河瀬直美さんご本人のスピーチも聞くことができました。ツアーの最後で突然河瀬直美さんご本人が登場したので、びっくりしました。
「Dialogue Theater いのちのあかし」は、建物も映像の内容もほんとうに素晴らしくて、直接河瀬直美さんのお話も聞くことができて、思いが詰まった校舎を大事にする気持ちや幸せの考え方などで胸がいっぱいになりました。
「Dialogue Theater いのちのあかし」の詳細はこちらも参考にしてください。
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14時30分 EARTH MART外観

相変わらずお腹が空いていてご飯を食べに行きたいのですが、近くに隈研吾さん建築のシグネチャーパビリオン「EARTH MART」があるので建物の外観だけ見に行ってみます。
「EARTH MART」は茅葺のパビリオンで、昔から大きな循環の中にあった里山で重要な役割を果たしていた「茅」で作られています。全国各地から集められた茅が使われているそうです。茅葺屋根は均一なようで少しずつ違っていて、「ローカリティ」が見れば分かるそうです。
館内の展示も感動的な内容ということですが、「EARTH MART」は予約のみの入場になっているのでパビリオンを後にします。
14時30分 いのちパークで霧噴出

「EARTH MART」の外観を写真撮影していたら、すぐ後ろのいのちパークで霧の噴出が始まりました。

いのちパークでは、15分ごとに霧が出るそうです。噴出されているときは真っ白で本当に周りが見えなくて、真ん中にいたら怖いくらいでした。みんなキャアキャア言っていて楽しいです。
14時35分 ウォータープラザ

いのちパークからそのまま真っ直ぐ進んで、ウォータープラザにたどりつきました。EXPO2025のオブジェを記念撮影。見るものすべてが新鮮で美しくていつまで経ってもお昼ご飯にたどり着けません。

ウォータープラザは、会場の南側(海側)・大屋根リングの内部に広がる海水を引き込んだ大規模な水辺空間です。長さは約200mあり、サッカーグラウンドほどの広さ(約8,800㎡)を誇ります。
中央の門型モニュメントは、水と空気をテーマにした「ウォーターカスケード」です。高さ18m、幅17mの大きなモニュメントです。

斜めから見ると、水辺の大屋根リングとウォーターカスケードの風景が美しいです。
ウォータープラザには約300基の噴水、照明、レーザーなどの演出装置が配置されていて、昼と夜にショーが開催されています。昼の演出「水と空気のマジカルダンス」は「最大のインタラクティブな噴水設備」としてギネス世界記録に認定されています。
ウォータープラザのショーは、予約席がありますが、周辺や大屋根リングからも鑑賞できます。
14時45分 カナダパビリオンでプティーン

遅いランチを食べにカナダパビリオンに来ました。どこで食べるか悩んで、チェコ・マルタを覗きながら歩いて、カナダパビリオンにたどりつきました。
15時24分から三菱未来館の予約があるので、レストランではなくテイクアウトですませることにします。

カナダパビリオンのプティーンは、カナダの代表的なファストフードで、万博のグルメの中でも美味しいと話題になっているようです。私はフライドポテトとオニオンリングが半分ずつ入っている種類を注文しました。
時間がない中でも万博らしい海外の名物がいただけて嬉しいです。テーブルに座って食べられて美味しくて、ビールにも合うので最高です!
カナダパビリオンのプティーンの種類と金額はこちらを参考にしてください。
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15時10分 移動
急いでプティーンを食べ終えて、三菱未来館に向かいます。
EXPOホール「シャインハット」

シャインハットの前を通過。青空と建物が綺麗です。
ウーマンズパビリオン

こちらはウーマンズパビリオン。事前予約もありますが、予約なしでも並んで入れるそうです。

ウーマンズパビリオンでは、お庭にスタンプが置いてあって自由に入れるようになっていたので立ち寄ってみました。階段を登った屋上にお庭があって、屋上に行くまでのルートも含めて素敵な建物でした。
15時24分 三菱未来館

予約時間ぴったりに三菱未来館に到着できました。
三菱未来館では、深海から火星へと7,500万kmにわたる「いのちを巡る壮大な旅」を体験できます。最初に、いのちの起源と火星でのいのちの可能性についての映像を視聴して、次に移動してシャトルに乗って火星へ旅立つという流れでした。
壮大な内容を分かりやすいストーリーで教えてくれて勉強になりました。かわいいキャラクターが案内してくれて、シャトルに乗って旅立つというストーリーで子どもでも楽しめるような内容だと思いました。

映像中心の展示だったので中では写真撮影しなくて、最後に三菱未来館の公式キャラクターの写真をとりました。火星への旅を案内してくれたナビゲーターのビビとナナです。
三菱未来館は予約が取りやすいパビリオンなので、当日予約枠で挑戦してみるのがおすすめです。開館直後や夜の時間帯は混雑状況で予約なしで入れることもあるそうです。
16時10分 東ゲート

三菱未来館の後は東ゲート周辺をチェック。この時間から入ってくる人もたくさんいて東ゲート周辺は混雑しています。

東ゲート側から見る大屋根リング。右側には大阪ヘルスケア館があります。

ミャクミャクの写真スポットもありました。
16時15分 大屋根リングでギネス世界記録公式認定証を発見

給水スポットを探して大屋根リングに移動。途中でギネス世界記録公式認定証が飾ってあるのを見つけました。大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」は世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定されています。

ギネス世界記録公式認定証は、東ゲートから右に向かって歩いたところの56番の柱の隣、案内板横のiマークがある柱に飾ってありました。
他にもギネス世界記録公式認定証が飾ってある柱があるようなので、探してみるのも楽しいです。
1日目午後はここまで。
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