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都内から日帰りで行ける秋旅スポット!碓氷峠の廃線跡「アプトの道」絶景紅葉狩り散策コース(2)|2024年見頃の時期、紅葉状況、見どころ、往復所要時間、めがね橋、熊ノ平、鉄道文化むら、服装、靴(群馬県安中市)

秋の訪れを感じるこの季節、群馬県安中市にある「アプトの道」は、紅葉の絶景と歴史の趣が楽しめるスポットとして多くの人々を魅了しています。アプトの道は旧信越本線の横川〜軽井沢間の廃線跡を利用したハイキングコースで、特に秋には紅葉に包まれたトンネルや橋梁が絶景を作り出します。

横川駅からアプトの道の散策コースと見どころについて、前回は横川駅から碓氷湖までご紹介しました。今回は碓氷湖から熊ノ平までと鉄道文化むらを写真でご紹介します。

横川駅から碓氷湖まではこちら↓

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Coffee House Mini Mini.(コーヒーハウス・ミニミニ)」でランチ

碓氷湖を一周した後は、「Coffee House Mini Mini.(コーヒーハウス・ミニミニ)」でランチを食べて休憩します。「Coffee House Mini Mini.(コーヒーハウス・ミニミニ)」はほっこり温かいカフェで、アプトの道からすぐのところにありウォーキングの休憩にぴったりのお店です。

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アプトの道の見どころ(碓氷湖~熊ノ平)

めがね橋に向けて出発!

ランチを食べて休憩したら、アプトの道に戻って先に進みます。

碓氷湖からめがね橋までは約1.1km、25分ほどの道のりです。

中尾小屋

「中尾小屋」という東屋がありました。ここで休憩するのもよさそうです。

中尾小屋の向かい側からは、眼下の碓氷湖と周辺の山の紅葉が眺められます。

3号トンネル・4号トンネル

3号トンネルが見えてきました。

3号トンネル入口。

3号トンネルから5号トンネルは距離が近いので、3号トンネルの中から4号、5号トンネルの入口が見えます。

こちらは4号トンネル。3号トンネルと4号トンネルは、トンネルの長さも短いです。

5号トンネル

紅葉に囲まれた5号トンネルの入口。

5号トンネルは長めのトンネルで、少し歩きます。

5号トンネルを抜けるとめがね橋に到着です。

めがね橋は観光名所で、橋の下に駐車場があり車でもアクセスできるので、めがね橋周辺だけ急に人が増えます。5号トンネルの出口は写真スポットでもあり、常に人が絶えません。

めがね橋

アプトの道の象徴ともいえる煉瓦造りのアーチ橋「めがね橋」は、200万8000個のレンガで造られている日本最大の4連アーチ式鉄道橋で、芸術的な美しい橋と紅葉とのコントラストが見事です。

橋の上からは周囲に広がる一面の紅葉風景を楽しめます。また、橋の下に降りることができ、下から眺めるめがね橋も迫力があり必見です。

めがね橋の魅力はこちらから↓

6号トンネル

めがね橋を観光したら、めがね橋の隣にある6号トンネルから熊ノ平に向かいます。

めがね橋から熊ノ平までは約1.2km、25分ほどの距離です。

6号トンネルも長めのトンネルになります。熊ノ平まで行く人は少ないのか、6号トンネルからは人が少なめでした。

6号トンネルには排煙口があります。

第四橋梁と7号トンネル・8号トンネル

第四橋梁と7号トンネル。

8号トンネル。

6号トンネルから先は、めがね橋までの道のりに比べて山の中を歩いている感じで、トトンネルも山の斜面を突き抜けているのが分かります。紅葉も素晴らしく、よりダイナミックに自然を感じられました。

第6橋梁と9号トンネル・10号トンネルと紅葉

9号トンネルの手前にある第6橋梁は、レンガ造りの小さなめがね橋のような橋です。橋とトンネルと紅葉がマッチして、静かで素敵な空間でした。

10号トンネル入口。最後のトンネルです。10号トンネルのまわりの山はオレンジがかった紅葉でした。

振り返ると9号トンネルのまわりの紅葉もオレンジと黄色で輝いていて迫力があり、歴史が感じられるトンネルと紅葉の素晴らしい風景が見られました。

熊ノ平

熊ノ平に到着。右から2番目のトンネルを歩いてきました。歩いてきたトンネルは旧信越本線で、左のトンネル2つは信越本線新線上り線と下り線だそうです。

トンネルの前にあるのは熊ノ平殉難碑。昭和25年6月9日早朝に突如として山くずれが起こり一瞬にして埋められた職員と家族50人のみたまを末永く祀るため設立されました。

隣は熊ノ平神社です。

上り線と下り線の間を軽井沢方面に歩いて行きます。

横川方面。紅葉も素晴らしいです。

熊ノ平周辺は紅葉の名所としても知られていて、文部省歌唱「紅葉」は作者がこの周辺の紅葉を詠ったといわれています。

熊ノ平駅は、碓氷線が単線だったため、上り列車と下り列車のすれ違いと蒸気機関車への給水・給炭の目的で設置されました。昭和38年アプト式の旧碓氷線の廃止と昭和41年の新碓氷線の複線化により熊ノ平駅は信号場となり、平成9年の碓氷線の廃線とともにその使命を終えました。

突き当たりがアプトの道の折り返し地点です。

アプトの道 帰り

熊ノ平を出発して、横川駅方面を戻ります。

来た道を戻るだけですが、反対向きに進むだけで来たときとは異なる風景が見られ楽しめます。また、帰りは下り道なので行きに比べて楽に早く進むことができました。

トロッコ列車

天然温泉峠の湯から碓氷峠鉄道文化むらまではトロッコ列車を利用することができます。

トロッコ列車の乗車には碓氷峠鉄道文化むらの入園が必要なので、とうげのゆ駅でチケットを購入する場合は、入園料とセットのチケットを購入します。

行きに通った道をトロッコで快適に戻ります。

途中のまるやま駅。とうげのゆ駅からぶんかむら駅行きのトロッコ列車は止りませんが、少しゆっくり走行してくれました。

ぶんかむら駅に到着です。

碓氷峠鉄道文化むら

碓氷峠鉄道文化むらは鉄道の歴史と技術を感じられるテーマパークです。園内にはこども向けの遊戯コーナーやミニSLなどがあります。

一番の見どころは多種多様な鉄道車両が展示されている屋外展示スペースです。

年に数回キャンプイベントが開催されていて、訪れたときはちょうどイベントの日で広場にたくさんのテントがはられていました。

これで、アプトの道往復散策は終了です。

アプトの道 所要時間

アプトの道は、横川駅から熊ノ平まで片道2時間ほどです。帰りは下り坂なのでもう少し短い時間で戻ることができます。

途中で碓氷湖を散策したりランチをしたり、休憩、写真撮影などをすると5~6時間くらいの時間がかかります。

服装・靴

アプトの道は整備されていて、だれでも気軽に散策できます。

パンフレットには「ウォーキングシューズを履いて念のため害虫除けをしてからお出かけください」と記載があります。

靴は通常のスニーカーであれば問題なく、服装は気温に合わせて防寒をすれば通常の服装で大丈夫です。

まとめ

秋の紅葉を満喫できるアプトの道をご紹介しました。気軽に自然の中のウォーキングを楽しめるアプトの道はおすすめです。ぜひ紅葉シーズンに、トンネルを抜けるたびに新たな紅葉の風景に出会えるアプトの道へおでかけください。

アプトの道周辺観光

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