3月の休日に国立西洋美術館のブルターニュ展に行ってきましたので、ブルターニュ展の様子をご紹介します。
上野公園
ブルターニュ展の前に上野公園を散策します。
ちょうど桜が咲き始めた時期で、お花見を楽しむことができました。
上野公園にはテレビ取材らしき人たちがたくさんいました。
朝から場所取りしたり宴会始める人たちと取材の方々。ブルーシートの桜の組み合わせが春の風物詩という感じです。
不忍池では、桜の中を白鳥ボートで気持ち良さそうです。
ピンクのお花と立派な柳も見られました。
桜鑑賞の後は、国立西洋美術館へ行きます。
国立西洋美術館
国立西洋美術館とは
上野公園の敷地内に建つ国立西洋美術館は日本で唯一のル・コルビュジエ建築として知られている世界文化遺産に登録されている建物です。
敷地内に展示されている作品も楽しめます。ロダンの考える人。
地獄の門の中にも考える人。
憧憬の地 ブルターニュ
「憧憬の地 ブルターニュ展」について
国立西洋美術館では現在「勝景の地 ブルターニュ」を開催中です。ブルターニュに魅せられた画家たちの作品160点が鑑賞できます。
展覧会名
憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷
開催期間
2023年3月18日(土)~ 6月11日(日)
開館時間
9:30~17:30(毎週金•土曜日は20:00まで)
休館日
月曜日 ※3月27日(月)と5月1日(月)を除く
作品
ブルゴーニュ展ではブルターニュの様々な地域の風景が描かれていて、旅行しているような雰囲気を味わうことができました。女優の杏さんの音声ガイドを聞きながらじっくり鑑賞しました。作品は一部写真撮影可となっています。
ベリール島を描いたモネの2つの風景画。知っているモネの雰囲気とは異なります。
ポール・ゴーガン。「ブルターニュの農婦たち」と「海辺に立つブルターニュの少女たち」。ポールゴーガンはもともとは印象派風の絵を描いていたそうですが、タヒチ滞在後に画風が代わり、こちらのような線や色味を単純化した絵を描くそうになったそうです。
モーリス・ドニの「若い母」。明るくて幸せな雰囲気を感じられる絵です。
こちらもモーリス・ドニの「花飾りの船」。
二人の息子さんを絵画の中に描かれています。モーリス・ドニは親日家で日本の国旗が描かれているのが見られます。
シャルル・コッテ「悲嘆、海の犠牲者」。シャルル・コッテはブリュターニュの漁師の貧しい生活を描いていて、暗い絵が多かったです。
リュシアン・シモン「ブルターニュの祭り」。光の感じが綺麗です。
日本画家の作品
明治後期から大正に活躍した日本画家の絵を鑑賞できます。
黒田清輝「ブレハの少女」。色合いが綺麗。
屏風の作品もありました。
久米桂一郎の「林檎拾い」。
写真撮影禁止でしたが、藤田嗣治の「十字架の見える風景」も見られました。フランスの雰囲気を感じられる時間でした。
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