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京成バラ園の見頃はいつ?2025年11月現在の開花状況と見どころを紹介|前売りチケットで入園料割引!最寄り駅、アクセス(千葉県八千代市)

千葉県八千代市にある「京成バラ園」は、日本を代表するバラの名園として知られています。春と秋のバラの見頃には、約1,600品種・10,000株ものバラが咲き誇り、訪れる人々を色と香りで包み込む美しい庭園です。都心からのアクセスも良く、日帰りで楽しめるスポットとしても人気があります。

この記事では、京成バラ園の見どころを写真でご紹介します。

 

京成バラ園について

京成バラ園は、1959年に開園した本格的なバラのテーマガーデンです。現在では日本有数のローズガーデンとして国内外から多くの愛好家が訪れます。

園内には、バラ園を中心としたローズガーデンエリア、バラの販売が行われているガーデンセンター、そしてショップやカフェ、レストランも併設されており、花を眺めながらゆったりと過ごすことができます。

また、京成バラ園は新品種の開発や国際的な品評会にも積極的に参加しており、ここでしか見られないオリジナルのバラも数多く植えられています。園内のネームプレートには品種名・作出国・作出年などが丁寧に記されており、バラの図鑑のように鑑賞できます。

京成バラ園のローズガーデン入園料

京成バラ園のローズガーデン入園料は時期によって変動します。大人1名につき、未就学児5名まで入園可能です。

4月中旬~6月

  • 大人 (高校生以上)  2,000円
  • 障がいをお持ちの方 1,700円
  • 小中学生 900円

10月~11月

  • 大人 (高校生以上)  1,700 円
  • 障がいをお持ちの方 1,400円
  • 小中学生 800円

その他の月

  • 大人 (高校生以上)  700 円
  • 障がいをお持ちの方 700円
  • 小中学生 300円

お得な前売りチケットで入園料割引!

京成バラ園の入園料は、前売りチケット購入で割引となります。前売りチケットは、アソビュー!楽天トラベルじゃらんnetで購入できます。当日の購入も可能ですので、お出かけ前に前売りチケットを購入してからおでかけください。

販売期間

2025年10月6日(月)~11月24日(月・振休)

有効期間

2025年10月11日(土)~11月24日(月・振休)のうち1日

チケット購入

京成バラ園のバラの見頃はいつ?

京成バラ園では春と秋の年2回、バラの見頃を迎えます。

春の京成バラ園は、まさに一年で最も華やかな季節です。5月上旬からつるバラやオールドローズが咲き始め、5月中旬から6月にかけて色とりどりのバラが一斉に咲き誇り、園内はまるで絵画のような風景に包まれます。

秋バラの見頃は、例年10月中旬〜11月中旬頃となっています。秋バラシーズンは、春に比べると落ち着いた雰囲気となっていますが、気温が下がることで花色がより深みを増し、香りも一段と濃くなります。秋の柔らかな陽射しの中で見るバラは、上品で気品ある美しさを放ちます。

京成バラ園の秋バラ|2025年11月現在の開花状況

京成バラ園の秋バラは、2025年は11月1日時点で見頃となっています。10月下旬から11月上旬は花の量が多く色鮮やかなバラの花が見られる期間です。

最新の京成バラ園のバラの開花状況は、京成バラ園のホームページで確認できます。

1,600品種 10,000株のバラが咲く 京成バラ園

京成バラ園の見どころ

それでは、実際に京成バラ園を訪れたときの写真で見どころと個人的に気になったバラの花をご紹介していきます。京成バラ園はローズガーデンエリアにさまざまなエリア・スポットがあり、見どころ満載となっていました。

2025年11月1日の写真です。

ロイヤルローズコーナー

有料のローズガーデンエリアを入ると、まず始めにロイヤルローズコーナーがあります。

ロイヤルローズコーナーで見頃だったプリンセス・アイコは、2002年に京成バラ園芸によって作出された品種です。皇室の愛子さまにちなんで名付けられた優美なバラで、淡いピンクの花びらは可憐でありながら気品を感じさせます。

ディズニーランドローズ

ミッキーマウスの柵の中には、ディズニーランドローズとくまのプーさんと呼ばれるスマイルハニーローズが植えられています。

別名くまのプーさんと呼ばれるスマイルハニーローズは、くまのプーさんのイメージにぴったりの明るい黄色の可愛らしいバラの花です。

ディズニーランドローズは、開花につれてオレンジからピンクへと花色が変化する華やかなバラです。訪れたときはあまり綺麗に咲いているものがなく蕾でしたが、開花時に3~10輪の花を株いっぱいに咲かせる様子は見事です。

▼ ディズニーランドローズの記事はこちらも参考にしてください。

tabino-blog.hatenablog.com

整形式庭園

ローズガーデンエリアの真ん中は整形式庭園になっていて、広いエリアにさまざまな種類のバラが咲いています。

庭園を進んでいくと、噴水とローズガゼホがあります。

ハロウィンシーズンだったので、園内にはカボチャの飾りもありました。

エデンの泉

整形式庭園の真ん中にある花に囲まれた噴水はエデンの泉です。

エデンの泉では、期間限定で水面にはバラの花が敷き詰められていて、いい香りが漂っていました。

ローズガゼホ

整形式庭園の一番奥にあるローズガゼホは、世界的なブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが1999年のローズガーデンのオープンにあたりプロデュースして建てられました。

レースと沢山のバラの花で、華やかに飾られたローズガゼホです。

ローズガゼホの周りには、そのときに記念として誕生したブライダルのバラ「ローズ ユミ」が植えられています。

庭園のバラの種類

ここでは、園内で印象に残った秋バラのいくつかをご紹介します。

コケット ロマンティカ

ローズガゼホの前に咲くコケット ロマンティカは、純白のロゼット咲きの小さめの花が上品で可愛らしい品種でした。

アークティック ブルー

「北極の青」という意味のアークティック ブルーは、ライラックピンク~ラベンダー色が美しい中輪咲きのバラです。青みを帯びた花色が涼やかな印象を与えます。

アークティック ブルーは芳香種で、シトラス系のさっぱりした甘い香りは、ずっと嗅いでいたいような本当にいい香りでした。

ラブ(LOVE)

アークティック ブルーの近くに咲いていたラブは、ショッキングピンクのような鮮やかピンクと白のグラデーションが美しいバラです。写真で見るよりもピンク色の色合いが綺麗で、うまく写真で表現できないのが残念です。

ファンシーラッフル

ファンシーラッフルは、花びらの縁が軽やかに波打つ、華やかで優雅なバラです。見たことがないような特徴的なフリフリの花びらが印象に残りました。

マイダス タッチ

鮮やかな黄色のマイダス タッチも目を惹きました。名前の「マイダス」は、触れるものを黄金に変えたギリシャ神話のミダス王に由来します。黄金のように輝くイエローが名前にぴったりのバラの花です。

コテージガーデン

園内の見どころに戻ります。コテージガーデンは、季節の花々とバラの調和を楽しむノスタルジックなイングリッシュガーデンです。訪れたときはバラ以外の花はほとんど咲いていなかったので、他の季節の方が楽しめるかもしれません。

アニバーサリーガーデン

アニバーサリーガーデンは、バラの育成家で「ミスターローズ」と称された鈴木省三氏が設計した個人邸(旧服部邸)のバラ園を約半分の面積で模したミニガーデンです。

アニバーサリーガーデンのエリアには、中央に鈴木省三さんが設計した服部邸の古木を移植していて、放射状に歩道があり各エリアにバラが植えられています。

アニバーサリーガーデンの一角には、鈴木省三氏が最後に自宅で愛でていたバラが移植されています。日光、芳純、パパメイアンの3種類が移植されている中で、芳純が開花していました。

樹齢66年の大アーチ

整形式庭園の奥に進みます。樹齢66年の大アーチは、京成バラ園芸株式会社が創立した1959年に植えられたフランソワ ジュランビルです。バラ園を見守ってきた京成バラ園最古の株で、庭園のリニューアルに合わせて現在の場所に移植されました。

大アーチの前には、ジェラードなどを販売するキッチンカーが出ていました。

あじさいガーデンと睡蓮の花咲く池

大アーチをくぐり進むとあじさいガーデンに続きます。途中には可愛らしいツリーハウスがありました。

池では、夏の時期にはスイレンが咲くようです。

あじさいガーデンでは、周囲の木々が紅葉し始めていました。

池を一周して庭園の一番奥まで来ました。

アリスフォレスト

アリスフォレストでは、英国式電動脚漕ぎ4輪で庭園をまわれるコーナーです。

期間限定で開催されているようです。

アルテミスの花園

アルテミスの花園は、落ち着いた柔らかな色彩のバラと草花を組み合わせた癒しの庭園です。

さりげない草花とバラが楽しめるエリアでした。

「ベルばら」のテラス

「ベルばら」のテラスでは、「ベルサイユのばら」の全6種が栽培されています。

純白の小ぶりな花を咲かせるホワイトコスターが可憐で可愛らしかったです。

テラスからはバラ園全体を一望することができます。

アポロンの箱庭

アポロンの箱庭は温室の前にあり、華やかな色彩のバラと草花を合わせた力強い元気あるれる庭園です。訪れたときはバラはあまり咲いていなくて、南国のような雰囲気がありました。

大温室

大温室では、「光とバラのインスタレーション」が展示されています。2つある温室のひとつでは、花と宝石のメリーゴーランド「ブリリアントツリー」が展示。

テーブルと椅子があり、休憩もできるようになっていました。

もうひとつの温室には、直径6mのドーム型の展示がありました。

ドームの中にはバラの形のオブジェと蝶々とミラーボールがあり、きらきらとした空間です。


2つの温室を繋ぐ通路では、バラの歴史の展示。

京成バラ園芸作出のバラも展示されています。希成(きなり)は、2024年発表の品種で、ベージュ色が自然なな生成り色をイメージさせ、色の変化に希望を託すイメージから名付けられました。

シトリン ルージュは、2025年発表の品種です。黄色とピンクの花の色合いから宝石の「シトリン」と「ルージュ」を足して名付けられました。このときはピンクの色味はなく黄色のみでしたが、写真を見ると花びらの縁からピンク色に染まるようです。

アリスの初恋は、淡いピンクの花色のバラです。花の裏面が白で、花芯が周囲に向かって淡くなるグラデーションが見られます。

ガーデンセンター

バラの販売が行われているガーデンセンターは有料エリアの外にありますので、チケットがなくてもバラの鑑賞・購入ができます。

京成バラ園の情報

アクセス

駐車場

  • あり(有料)

開園時間

  • 5月・6月
    9:00〜18:00
  • 10月・11月
    9:00〜17:00
  • その他の月
    10:00~16:00

まとめ:京成バラ園の秋バラ

京成バラ園では、秋バラが見頃を迎えています。また、園内ではバラだけでなくさまざまな展示が楽しめました。
休日のリフレッシュに華やかなバラの庭園で香りに癒されに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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