京都嵐山にある宝厳院では、秋の特別拝観期間に美しい庭園のライトアップが行われています。
まもなく終了となる宝厳院のライトアップについて、写真でご紹介します。
日中の特別拝観は12月15日まで期間延長しています。合わせてご確認ください。
宝厳院について
宝厳院は、嵐山・天龍寺の塔頭寺院の一つで、室町時代に創建されました。特に有名なのが、嵐山の景観を匠に取り入れた借景式山水庭園「獅子吼(ししく)の庭」で、春は桜や新緑、秋は紅葉の美しい景色が見られます。
宝厳院の紅葉の見頃
宝厳院の庭園では、紅葉シーズンにはカエデやイチョウなどが鮮やかに色づきます。
宝厳院の紅葉は、例年11月中旬~12月上旬が見頃となっています。
2024年 宝厳院の紅葉の状況
2024年の宝厳院の紅葉は、12月に入って最盛期となっています。最新の紅葉の情報は宝厳院の公式Xで確認できます。
ウェザーニュースでは、12月6日時点で7~8割の色づきとなっていて、落葉は12月14日頃からの見込みです。
宝厳院ライトアップ予約
宝厳院のライトアップは、EXでの予約となります。公式ホームページから予約ページにアクセスできます。
当日20時まで予約可能となっていますので、ぜひご利用ください。
宝厳院の紅葉ライトアップ
それでは、実際の宝厳院のライトアップの様子を写真でご紹介していきます。
ライトアップ受付は17時30分から開始です。事前予約している場合は、WEBの二次元コードを見せて、そのまま中に入れます。当日チケット購入する場合は、受付で購入することができます。
受付前のモミジのトンネル。帰りはトンネルを通って帰ります。
獅子吼の庭は青色のライトで飾られていて、幻想的な雰囲気です。
広い庭園内の木々が赤く色づいていて、ライトアップで鮮やかに浮かび上がります。


このときは11月の末で、真っ赤な色づきまではあと一歩というところでした。
宝厳院は苔も美しく、赤く色づく木々との対比が素晴らしい風景です。
本堂は少し奥まったところにあります。
書院は大正8年に建てられたもので、近代数寄屋建築の礎となる建物だそうです。書院には通常入ることができませんが、2024年ライトアップでは特別公開されていました。
混雑状況
宝厳院のライトアップは、開始時間の17時30分前に訪れたところ既に行列ができていました。
開始直後でなければほとんど並ぶことなく当日チケットの購入が可能です。ただし、混雑時にはWEB予約が優先入場となります。
開始直後または混雑時間に訪れる場合は、事前のWEB予約がおすすめです。
宝厳院の中は時間によっては大変混雑していて、順路にしたがって進むようになっているため、人が多くなるとなかなか前に進むことができない状況でした。
まとめ
紅葉と苔が素晴らしい宝厳院の夜間特別拝観ライトアップをご紹介しました。
2024年は紅葉の見頃が12月に入ってからも続いていて、最後まで美しい紅葉が楽しめそうです。まもなく終了する宝厳院ライトアップにぜひ訪れてみてください。