
栃木県那須塩原市にある「板室温泉 大黒屋」は、日常の喧騒から離れて心と体を整えるのにぴったりな宿です。板室温泉は「下野の薬湯」とも称される歴史ある温泉地で、約1,200年もの間、湯治の里として人々の癒しの場として親しまれてきました。
今回は、見どころと魅力が満載の「板室温泉 大黒屋」を写真でご紹介していきます。
- 保養とアートの宿「板室温泉 大黒屋」について
- 漫画「おひとりさまホテル」に板室温泉大黒屋が登場
- 「板室温泉 大黒屋」の3つの館
- 「板室温泉 大黒屋」梅の館1階に宿泊!
- 「板室温泉 大黒屋」源泉かけ流しの温泉
- 「板室温泉 大黒屋」館内
- 倉庫美術館アートツアー
- 「板室温泉 大黒屋」基本情報
- 保養とアートの宿「板室温泉 大黒屋」まとめ
保養とアートの宿「板室温泉 大黒屋」について

栃木県那須塩原市にある「板室温泉 大黒屋」は、日常の喧騒から離れて心と体を整えるのにぴったりな宿です。「保養とアート」をコンセプトにしていて、室町時代から続く歴史とアートが融合しています。源泉かけ流しの温泉と体に優しい滋味料理で静かな時間を過ごせると評判の旅館です。
漫画「おひとりさまホテル」に板室温泉大黒屋が登場
板室温泉大黒屋は、漫画「おひとりさまホテル」に登場した旅館としても知られています。「おひとりさまホテル」コミック3巻で、アート好きの森島が宿泊したのが「板室温泉 大黒屋」です。
実際に宿泊して、森島さんと同じように過ごしてみて、アートを感じながら癒される旅になりました。「板室温泉 大黒屋」に宿泊する際は、「おひとりさまホテル」コミック3巻を読んでから行くとさらに満喫できると思います。
「板室温泉 大黒屋」の3つの館
「板室温泉 大黒屋」には、梅の館、松の館、竹の館の3つの館があります。すべてのお部屋は南向きで自然と太陽の光を充分に感じられるようになっています。
それぞれの館には異なる魅力があり、滞在の目的や好みに応じて選ぶことができます。自分に合った館を選んで、板室温泉 大黒屋での癒しのひとときをお楽しみください。
「板室温泉 大黒屋」のそれぞれの館の特徴をご説明します。
梅の館
梅の館は、緑豊かなお庭に面した静かなお部屋です。1階の客室にはベランダがあり、川の向こう側に広がる自然と庭を眺めながらゆったりと過ごせます。2階からは借景の山々と那珂川が望めます。春に桜、夏にほたる、秋に紅葉、冬は雪景色がお部屋の前に広がります。
和室9部屋、ツインベッドの和洋室3部屋、洋室1部屋とシンプルながらも快適な和室が中心で、心身のリフレッシュに最適です。
松の館
松の館は、2013年に床暖房のフローリングのお部屋へと改装が行われたスタイリッシュなお部屋が特徴です。1階のツインベッドルームは、ひのきの湯に近く段差のないお部屋で足の不自由な方などにもおすすめです。2階の広々としたシングルルームは独りでのんびり過ごすのに最適。4~5名用のお部屋も2部屋あります。
洋室10部屋、4~5名用の和室が2部屋の構成で、和モダンのスタイリッシュな空間となっています。
竹の館
竹の館は。黄土をふんだんに使った寝室で、床暖房仕様の広めのお部屋から菅木志雄の「天の点景」を一望できます。遠くに望む山々は四季によって風景を変えるため、毎回季節ごとの違う「天の点景」の表情を楽しめます。
広めの和室5部屋はご家族や2~3名のグループにおすすめ。ツインベッドルームも1部屋あります。
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「板室温泉 大黒屋」梅の館1階に宿泊!
それでは、実際に宿泊したときの様子を写真でご紹介していきます。私は梅の館の1階に宿泊しました。
額縁の絵画のようなお庭

梅の館は、目の前が緑が鮮やかなお庭になっています。目の前にはしだれ桜が植えられていて、桜の開花は遅めなので4月の下旬くらいまで咲いていたそうです。
お庭はおそらく人が入ってこないようになっていて、専用のお庭のような感じで風景を満喫できました。窓の外はベランダになっていて、お庭を眺めながら過ごせるようになっています。
のんびり過ごせる寝室

入って左側は畳の寝室になっていて、あらかじめお布団が用意してありました。
板室温泉大黒屋では、どのお部屋に宿泊してもあらかじめ寝具を用意していて、静かなひとときを過ごしてのんびりうとうとできるようにしているそうです。

寝室からも庭園が見えます。落ち着いた空間で素敵なお庭の風景を眺めながら贅沢な時間を過ごせました。
室内の設備

室内の設備は、シンプルながら充実しています。
- お部屋にあるもの
浴衣、タオル、靴下、テレビ、冷蔵庫、小さい台所、洗面台、トイレ、ポット、コーヒー・お茶セット、歯ブラシ
※冷蔵庫には冷えたお水が用意されていて、水道のお水は飲用水となっています。
※コンセントも何カ所かにあり不自由しませんでした。 - お部屋にないもの
シャワー、シャンプー・化粧品などのアメニティ
お食事 ~地の味わい、滋味な料理~
板室温泉大黒屋のお食事は、季節の食材と胡豆昆(ごずこん=ごま まめ こんぶのこと)のお料理で身体の中からきれいに健康になれるメニューです。
お食事は、夕食・朝食ともにお部屋でいただきます。

お夕食は、小鉢中心のメニューでお刺身とお肉も出てきました。最後にご飯とお味噌汁、デザートでした。

お酒のメニューもワインや日本酒、ビールなど豊富です。栃木県の日本酒飲み比べセットをいただきました。

朝食もお部屋で。野菜中心の優しいお食事でした。
「板室温泉 大黒屋」源泉かけ流しの温泉
板室温泉大黒屋の温泉は、古くから下野の薬湯として親しまれてきました。40℃前後の源泉掛け流しの温泉は、ゆっくりつかれるようにぬるめのお湯でじんわりと身体を芯からあたためます。タオルはお部屋から持って行きます。
板室温泉大黒屋の2カ所のお風呂をご紹介します。
たいようの湯・露天の湯
たいようの湯と露天の湯は、大黒屋正面玄関から梅の館に向かう途中にあります。
たいようの湯は芦野石を使った広めの浴室で、洗い場も充実しています。光がたくさんはいる大きな窓が特徴で、景色を愛でながらゆったりと浸かれます。
たいようの湯から外に出ると露天の湯があります。露天の湯は2023年にリニューアルしていてとても綺麗でした。自然の中にあり川のせせらぎが聞こえてくる露天風呂です。
ひのきの湯・アタラクシア「黄土浴」
ひのきの湯とアタラクシアは、松の館に隣接しています。ひのきの湯は、桧の香りが一面に立ちこめる柔らかな温泉で、昔ながらのこじんまりとした造りとしっとりとした暗めの照明は、心をゆったりと落ち着かせてくれます。洗い場が少なめなので、先にたいようの湯に入ってからひのきの湯でゆっくり過ごすのがおすすめです。
アタラクシアはひのきの湯と併設している低温のサウナで、専用の浴衣を着て入ります。アタラクシアは入浴後が効果的なので、ひのきの湯につかった後にそのままアタラクシアに移動して利用できます。40度のあたたかい部屋で20分ほど寝ているとゆっくり汗をかき毒素が排出されます。
専用の浴衣はフロントで貸出しているので、ひのきの湯に向かう前にフロントに立ち寄りましょう。
「板室温泉 大黒屋」館内
次に、板室温泉大黒屋の館内をご紹介していきます。館内には色々なスポットがあり、充実した滞在時間が過ごせます。
サロン

サロンには、素敵なソファーやテーブルなどの家具が配置されていて、お庭を眺めながらゆっくり過ごせます。サロンでは月変わりで展示会も開催されています。
庭園喫茶水琴亭のメニューもサロンでいただけます。
図書室

図書室には、小説や美術書、婦人雑誌、子ども向けの本などが揃えられています。板倉温泉大黒屋が掲載されている漫画「おひとりさまホテル」も置いてありました。
図書室は終日利用可能で、書籍はお部屋に持ち出しができます。
自分で活けるお花

好きな花器を選んでお花を生けられるコーナーがありました。生けたお花はお部屋に持って行って飾ることができます。
アートのお庭

図書室の近くのドアから外に出ると、特徴的なアート作品が飾ってあるお庭がありました。ここは、おひとりさまホテルで描かれていた場所です。
風の耕路

正面玄関の前には、特徴的な四角いゲートのようなオブジェがあり、こちらは菅木志雄氏が風をテーマに作庭した「風の耕路」です。

「風の耕路」の庭園内にはさりげなくアート作品が置かれていて、テーブルもありアート作品を眺めながら過ごすことができます。

お庭のすぐ隣には那珂川が流れていて、階段で川辺まで降りていけます。
庭園喫茶 水琴亭

大黒屋サロン前にある庭園喫茶水琴亭では、「風の耕路」を眺めながら、うどんやそば、おむすびなどの軽食やあんみつや寒天ぜんざいなどの甘味、飲み物などがいただけます。

水琴亭の囲炉裏では、特注の南部鉄器のお湯でいつでも自由にお茶をいれて飲めるようになっています。
倉庫美術館アートツアー
板室温泉大黒屋では、予約制で毎朝アートツアーを開催しています。ツアーでは、菅木志雄氏の作庭した庭園の解説と菅木志雄氏の作品のみを常時展示している「菅木志雄 倉庫美術館」へ案内してもらえます。
菅木志雄 倉庫美術館ツアー詳細
- 時間:10時から1時間
- 予約方法:前日にフロントで予約
- 料金:700円
アートツアーに参加!
菅木志雄氏のお庭と倉庫美術館をまわるアートツアーに参加してきましたので、ツアーでまわった菅木志雄氏の作品をご紹介していきます。

まずはじめは、水琴亭があるお庭「風の耕路」。風をテーマにしています。

竹の館の前のお庭は、識(しき)をテーマにした「天の点景」。竹の館の客室から眺められる風景です。

駐車場から道路に出るところにあるのは、空(くう)をテーマにした「集空庭」。それぞれのお庭に、名前が書いてあります。

そして、倉庫美術家の隣にある「空聞見石庭」。

最後に、倉庫美術館で作品を鑑賞します。

倉庫美術館の中には、菅木志雄氏の作品がびっしりと飾ってあります。作品を購入することもできるそうです。
もう一カ所、「間の相景」は旅館から少し離れていてツアーでは訪れずに場所のみ教えてもらえるので、ツアー後に希望者のみ自由に訪問する形になります。
「板室温泉 大黒屋」基本情報
- 住所
栃木県那須塩原市板室856 - アクセス
那須塩原駅より送迎タクシーで30分(有料)
東北道黒磯板室ICから車で20分 - チェックイン
14:00~17:00 - チェックアウト
10:30 - 駐車場
あり(20台、予約不要)
保養とアートの宿「板室温泉 大黒屋」まとめ
那須塩原市にある「板室温泉 大黒屋」は、温泉・アート・自然が調和する、唯一無二の宿です。ゆったり流れる時間の中で、大切な人と過ごすのにもひとりでのんびりするのもオススメの癒される旅館です。日々の忙しさに疲れたとき、自分を見つめ直したいとき、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。




