四季折々の美しさを楽しめる京都の中でも、早春の京都では智積院に咲く梅の花は外せません。
整備された美しい境内に咲く智積院の梅の花を写真でご紹介します。
智積院(ちしゃくいん)について
宝物館には長谷川等伯一派の「楓図」や「松に秋草図」などの障壁画が展示されていて、すべて国宝に指定されています。
境内は静けさと自然の美が融合した特別な空間となっていて、境内を散策して四季折々の風景を楽しめます。
智積院 境内図
智積院は、入口から入って正面が金堂、左側が講堂・大書院・名勝庭園となっていて、右側に宝物館と宿坊智積院会館があります。金堂の裏手は紫陽花苑と墓地になっています。
宿坊智積院会館は昭和41年から約50年経ち綺麗に生まれ変わっていました。精進料理をいただいて朝のお勤めにご参拝できる貴重な宿泊体験もできます。
智積院 梅の見頃
智積院の梅の花は、例年2月下旬から3月中旬が見頃となっています。
智積院の梅 見どころ
それでは、実際に智積院を訪れたときの様子を写真でご紹介していきます。
2月下旬ですがまだ梅の花の開花が始まったところで、場所によって開花している場所と蕾の場所がある状況でした。
入口~金堂
金堂に続く歩道の両側に梅の木が植えられています。
金堂前 梅林
金堂前の両側は梅林になっています。
梅林の梅は例年開花が遅いようで、このときは2月下旬でまだほとんどの木が蕾でした。
ところどころで開花が進んでいます。
白とピンクの花びら「思いのまま」
ピンク色と白の花びらが混ざっている「思いのまま」も咲いていました。
金堂裏 紫陽花苑・墓地へ
金堂の裏手に回ります。
墓地と紫陽花園の周辺にもたくさんの梅の木が植えられています。金堂裏の梅の木は、梅林に比べて開花が進んでいるようでした。
梅の木の向こう側に金堂の屋根が見えます。
濃いピンク色やふっくらした蕾の花、青空に映える白い梅などさまざまな種類の梅の風景を楽しめました。
椿の花
金堂の前には椿の花も咲いていました。
智積院 詳細情報
拝観料
金堂前の梅林や金堂裏は無料で入れます。
名勝庭園と宝物館は、それぞれ大人500円、中高生300円、小学生200円です。
拝観時間
無料エリアは自由に入ることができます。
有料拝観エリアは、午前9時~午後4時30分(最終受付午後4時)となっています。
駐車場
無料
アクセス
京都駅からバス停「東山七条」まで約10分、バス停から徒歩約3分
智積院の梅 まとめ
京都の隠れた名所「智積院(ちしゃくいん)」の梅の花をご紹介しました。京都の中でも比較的静かに過ごすことができる智積院は穴場のおすすめスポットです。梅林は無料エリアにあり気軽に立ち寄ることができるので、早春の京都旅の計画に智積院の梅の花をぜひ加えてみてください!
宿坊で貴重な宿泊と朝のお勤め体験もおすすめです!
拝観と京料理御膳のセットプランもあります!
>>智積院 拝観+京料理御膳の昼食<智積院茶寮 桔梗/京都七条>