北野異人館街でまず始めに立ち寄りたい「ラインの館」をご紹介します。
ラインの館(旧ドレウェル邸)とは
ラインの館は、伝統的建造物群保存地区の案内センターとして、まちあるきの案内や北野町・山本通の歴史を映像で見ることができる施設になっています。
入館料無料で伝統的建造物を見ることができる施設です。
ラインの館の建物
ラインの館は大正初期の木造2階建ての建築です。明治時代のいわゆる神戸の洋風建築物の様式をそのまま受け継いだ建物です。
施工主のJ.R.ドレウェル夫人は58歳、大正9年(1920年)に亡くなるまでこの館で暮らしていました。
現在1階には市民トイレが設けられ、地区内の案内センターとなっています。
1階のベランダ。
館内
館内は、もともと1階は応接間、居間、食堂があり、2階は寝室となっていました。
現在は応接間は撮影スポット、居間はあるまちあるき案内でパンフレットなどが置いてあり、食堂は売店になっています。
2階では北野町・山本通の歴史を映像で見ることができるようになっています。
2階からは北野通りのベンの家、洋館長屋、英国館が並んでいるのが見えて、よい眺めです。
「ラインの館」は、無料で北野異人館街の情報ができ、大正初期の洋風建築が楽しめる施設でした。
北野通り沿いの旧ムーア邸もドレウェル夫人の建築です。
ラインの館の情報
開館時間
9時~18時(入館は17:45まで)
休館日
6・2月の第3木曜日(休館日が祝日の場合開館、翌日休館)
入館料
無料
アクセス
駐車場
駐車場はありません。公共交通機関等をご利用下さい。