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京都ひとり旅 3日目②(正寿院と茶畑さんぽ)

 

3日目午後

京都ひとり旅 3日目①(平等院とお茶と宇治上神社)の続きです。午後は、ハート型の窓と風鈴、天井画で有名な正寿院を訪れます。

tabino-blog.hatenablog.com

京阪宇治駅→正寿院

通圓本店でお昼を食べた後は、バスで正寿院へ向かいます。13:29京阪宇治駅発、正寿院最寄りの奥山田正寿院口には14:12到着予定です。正寿院行きのバスはとても本数が少ないので、バスで行く場合は計画的に訪れる必要があります。

バスでは爆睡しているうちに奥山田正寿院口に到着。宇治駅や途中で乗っていた乗客も奥山田正寿院口に着く頃にはみんな降りてしまい、到着するときには乗客は私一人でした。

奥山田正寿院口のバス停を降りて歩いていると茶園さんぽのお店があり、奥には茶畑が見えます。午前中にお茶室で茶畑の話を聞いていて茶畑を見てみたいと思っていたのですが、こんなところで茶畑に出会えるとは想定外で嬉しいです。すぐにでも立ち寄りたい気持ちでいっぱいですが、まずは正寿院へ向かいます。帰りに寄りたいと思います!

正寿院まではバス停から徒歩で15分程です。山道を歩いて行くと、途中で「信楽街道 家康伊賀超えの道」の看板がありました。歴史に全然詳しくないのですが、こんな看板があると気になってしまいます。時間があれば少し周辺を散策したいところでした。

あとで調べてみたところ、「家康伊賀超えの道」は宇治田原を東西に横断する山城と近江を結ぶ交通路「信楽街道」のルートを基に「伊賀越え」で徳川家康が通ったと思われる道をたどるモデルコースとして設定したものだそうです。本能寺の変のタイミングで信長から接待を受けていた家康が「本能寺の変」の知らせを聞き、少数精鋭総勢34名の家康一行が本国三河へに渡る最短の経路として通ったと考えられる道です。

ちょっとした所に歴史的な場所があるのが京都のすごいところです。

ujitawara-kyoto.com

 

正寿院

正寿院に到着。風鈴寺として有名な正寿院ですが、風鈴が飾ってあるのは「風鈴まつり」の時期のみなので、行ったときには風鈴はありませんでした。

風鈴まつりのときには風鈴に絵付けもできるそうです。混雑していそうですが、一度風鈴まつりのときにも訪れてみたいです。

本堂

まずは本堂をお参りします。

十一画観音と繋がる結いの紐を挟んで手を合わせて願い事をします。

不動明王像の写真が飾ってあります。

掛軸や襖絵がたくさんあり、美術館のようで楽しめました。

本堂からの眺め。人が少なくてゆっくりできます。

裏の通路に出られるようになっていました。

可愛らしいお地蔵さんや花手水がありました。

地蔵堂

カラフルな紐が結ばれています。

中から。光が入って綺麗。

地蔵堂を囲むようにカラフルなお布団を掛けたお地蔵様がいます。

周辺にもマフラーや帽子を身につけた可愛らしいお地蔵さまがたくさんいました。

客殿(天井画・猪目窓)

本堂の後は道路を渡って客殿に行きます。

客殿では、有名な天井画とハート型の猪目窓を見ることができます。

猪目窓からの景色は冬なので色がなく寂しいですが、モノトーンな色味も美しいです。

天井画は寝ながら見ることもできます。

季節のお花や舞妓、龍や動物など160枚の画が飾られているそうです。

茶園さんぽ(小山園製茶場 茶畑テラス)

正寿院を出て、茶園さんぽのお店に戻ってきました。小山園製茶場さんでは、お茶を購入して茶畑を散歩したり、茶畑の中にある茶畑テラスでお茶をいただくことができます。まずは入口の建物でお茶を購入します。

この日は、かりがね煎茶、抹茶ラテ、玄米茶のメニューで、かりがね煎茶を注文します。かりがねはくき茶のことで、外が寒いので普通の煎茶より熱いお湯で入れるかりがね煎茶を出しているということでした。

急須や湯飲みも売っていました。どれもシンプルで素敵です。後から取っ手のないシンプルな急須が欲しくなり、買えばよかったと後悔しました。

お茶を買ったら茶畑へ。

茶畑テラスに向かいます。茶畑には数種類のお茶が植えられていて、この日購入したかりがね煎茶は手前の「ごこう」を使っているそうです。

テラスは屋根もあり広々しています。小雪が舞っていたのですが、風がなかったのと熱々のお茶のおかげで寒さはまったく気にならずに、茶畑を眺めながらのんびりお茶をいただくことができました。

お茶を飲んだら茶畑を一周お散歩します。下の方のお茶は40年以上前に植えられたものですが、上の方は2003年、2020年に苗を植えた新しいものだそうです。冬なので凍らないように葉っぱが切られているものもありましたが、茶畑の雰囲気を楽しむことができました。

小山園製茶場さんは店員さんがとても親切で、お茶のことや茶畑のことを丁寧に説明していただき、勉強になりました。この日は午前中に茶室でもお茶の入れ方や茶摘みの話を聞いていて、お茶に関わっているお茶が好きな方にたくさんお話を聞くことができて嬉しい一日でした。

JR宇治駅

茶畑から奥山田正寿院口バス停はすぐ近くなので、バスの時間に合わせてお店を出ます。バス停の看板が猪目窓のハート型になっていました。

帰りのバスでは、いたるところに茶畑があるのが見えました。

16時35分にJR宇治駅に到着。茶壺型ポストがありました。

次は、萬福寺ランタンフェスティバルに向かいます。

 

 

 

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