
京都の秋といえば、華やかな紅葉の名所が数多くありますが、喧騒を離れて静かに紅葉を楽しみたい方におすすめなのが、長岡京市の山あいに佇む「柳谷観音(楊谷寺)」です。
眼病平癒の祈願所として知られる柳谷観音は、紅葉の季節になると境内が鮮やかな彩りに包まれ、訪れる人々に癒しと感動を与えてくれます。
この記事では、「柳谷観音(楊谷寺)」へのアクセス方法と奥の院などの見どころを写真でご紹介します。
- 柳谷観音(楊谷寺)について
- 柳谷観音は花手水発祥の地
- 柳谷観音の紅葉見頃はいつ?
- 柳谷観音の紅葉|2025年の色づき状況
- 柳谷観音 2025年もみじウィーク
- 柳谷観音の御朱印|特別御朱印ミャクミャク柄が話題
- 柳谷観音(楊谷寺)へのアクセス
- 長岡京駅からバスと徒歩でアクセス!
- 柳谷観音(楊谷寺)の見どころ
- 紅葉名所「柳谷観音(楊谷寺)」まとめ
- 京都旅行で混雑回避して紅葉鑑賞するポイント
柳谷観音(楊谷寺)について

柳谷観音は、806年に清水寺を開山された第一世延鎮僧都によって創建されたと伝えられる西山浄土宗の古刹です。弘法大師・空海が祈祷した霊水「独鈷水」が湧き出ることでも知られ、眼病平癒のご利益を求めて多くの参拝者が訪れます。
柳谷観音は花手水発祥の地

柳谷観音は、全国的に人気を集める「花手水(はなちょうず)」の発祥の地としても知られています。手水舎・手水鉢に季節の花々を浮かべる美しさがSNSで話題となり、全国の寺社に広まりました。
柳谷観音では四季折々の季節の草花が浮かべられた花手水が見られ、紅葉シーズンには、赤や黄に染まったモミジや秋の草花が手水鉢を彩ります。写真映えするスポットとしても人気となっています。
柳谷観音の紅葉見頃はいつ?

柳谷観音では、紅葉シーズンには自然豊かな広い境内の木々が鮮やかに色づきます。山寺ならではの静寂の中で、鮮やかなモミジやカエデが境内を彩り、訪れる人々に深い秋の情緒を感じさせてくれます。
柳谷観音の紅葉は、例年11月中旬から色づき始め、11月下旬から12月初旬にかけて見頃を迎えます。
柳谷観音の紅葉|2025年の色づき状況

柳谷観音の紅葉は、2025年は11月12日時点で色づき始めで全体の3割くらいの色づき状況となっています。今後色づきが進み11月20日頃から見頃となり、12月6日頃から落葉が始まる見込みで、12月5日頃までが最も美しい時期と予想されています。
柳谷観音の最新の紅葉情報はウェザーニュースで確認できます。
柳谷観音 楊谷寺の紅葉情報【2025】 - ウェザーニュース
柳谷観音 2025年もみじウィーク

柳谷観音では、例年紅葉シーズンに紅葉ウィークを開催しています。紅葉ウィーク中は、上書院の特別公開ともみじウイーク限定御朱印の授与が行われ、特定日には夜間ライトアップも実施されます。
紅葉ウィークの詳細は以下の通りです。
開催期間
2025年11月15日(土)〜12月7日(日)
※紅葉の状態で延長することがあります。
拝観時間
9時~17時完全閉門(最終受付16:30)
ウイーク期間 拝観料
上書院含まない 1000円
上書院含む 2,000円
※高校生以下無料
※ペットはウイーク時のみ1匹500円
上書院の特別公開
通常は毎月17日のみ公開される上書院が、期間中は毎日公開されます。
拝観時間:9時~15時
拝観料金:2,000円
支払方法:山門での支払または予約ページから予約
ライトアップイベント
ライトアップは、3つのイベント参加方法があります。
- 京都西山竹あかり~幻想夜2025~
日程:2025年11月21日(金)~24日(月祝)、29日(土)、30日(日)
時間:18時~20時30分
拝観料:2000円 ※高校生以下無料、ペット不可
予約:不要 - 貸切拝観
日程:12月6日(土)、7日(日)
時間:受付16時30分、17時点灯
人数:30名
お供え料:1名様1万円
内容:京都府指定名勝貸し切りライトアップ上書院含む・境内竹あかり、山主による勤行法話、僧侶がモデルとなり撮影も可能、お土産付き(ライトアップ限定御朱印・特別お守り・京都笹屋伊織のどらやきなど)
予約:公式ホームページから事前予約 - カメラマンによる撮影のためのライトアップ
日程:12月3日(水)
時間:16時30分受付~18時、17時点灯
参加費:5000円
人数:20名
場所:書院・上書院・阿弥陀堂・眼力・花手水各所
予約:公式ホームページから事前予約
※三脚利用可能、モデル同伴は不可
※ご要望があれば僧侶を入れた撮影も可能
詳細は、公式ホームページからご確認ください。
柳谷観音の御朱印|特別御朱印ミャクミャク柄が話題
柳谷観音では、季節ごとにデザインが変わる美しい御朱印が授与されています。紅葉ウィーク期間中は、限定の秋仕様御朱印が登場し、モミジや花手水をモチーフにした華やかな意匠が人気です。
2025年は特別御朱印【脈々と繋がる御朱印 2025】【未来紡ぐ御朱印2025】の授与が行われていて、話題となっています。ミャクミャク柄は、11/15、11/16のみお寺での書入れで、その他の日程は郵送対応となっていて、公式ホームページのオンライン授与所から申し込み可能です。
柳谷観音(楊谷寺)へのアクセス

車の場合
- 長岡京IC(京都縦貫自動車道)から約10分
- 駐車場は第4駐車場が無料、その他はウィーク期間中は500円です。
- ウィーク期間中の土日は10時前に山門前駐車場が満車となるため、その他の駐車場をご利用ください。
電車・バス利用の場合
長岡京駅からバスと徒歩でアクセス!
柳谷観音は公共交通機関でのアクセスが難しい場所にあります。どの駅から行く場合もかなりの距離を歩くことになりますが、私は長岡京駅からバスと徒歩でアクセスするルートを選択しました。
実際に、長岡京駅からのルートを写真でご紹介していきます。
長岡京駅を出発

柳谷観音へ9時の開門前に行きたいので、7時30分くらいに長岡京駅に来ました。案内板で周辺地図を確認。

長岡京駅周辺には見どころがたくさんありますが、どこも駅からは少し離れた場所にありバスでの移動が必要です。
柳谷観音へは、阪急バスに乗り「奥海印寺」で下車、徒歩で約55分となっています。
「奥海印寺」バス停から徒歩

長岡京駅から奥海印寺バス停までは約12分です。7時55分くらいに奥海印寺バス停を出発して歩き始めます。
竹林の道

柳谷観音へ向かう道は、山の中の車道で緩やかな坂道が続きます。道路沿いに竹林があり朝のお散歩に気持ちのいい道路でした。
柳谷観音楊谷寺の看板

15分ほど歩いたら柳谷観音楊谷寺の看板。
弥勒谷十三仏

駐車場

8時30分。駐車場の案内が見えてきました。山門駐車場の方へ進みます。
柳谷観音に到着

8時35分。柳谷観音に到着しました。長岡京駅の案内では徒歩で約55分となっていましたが、40分くらいで歩くことができました。
歩いたルート
奥海印寺バス停から柳谷観音までのルートです。Google mapだと徒歩のルートが出てこないので、車のルートを検索して歩きました。
帰りはタクシー
柳谷観音の前には、タクシーが数台待機しています。私は帰りはタクシーを利用しました。
柳谷観音(楊谷寺)の見どころ
それでは、紅葉シーズンの柳谷観音の見どころを参拝ルートに沿って、実際に訪れたときの写真でご紹介していきます。
境内マップ(案内図)

柳谷観音の境内は広く、見どころがたくさんあります。山の斜面にあり全体的に奥に進むにつれて坂を上っていくような感じになります。
花手水の場所も記載してあります。
山門で上書院の参拝予約

山門で参拝料を払って中に入ります。限定公開の上書院を拝観する場合は、参拝料が異なるため、ここで上書院を参拝するかどうか決めます。上書院の参拝時間は予約制となっているため、参拝料の支払時に上書院の時間が決まります。
先着順で上書院に入れる時間が埋まってきてしまうので、事前に公式ホームページから上書院を予約しておくとスムーズです。
鐘楼の花手水

鐘楼の隣の花手水。

柳谷観音は花手水発祥と言われていて、境内のいたるところに美しい花手水があります。

龍の口の中にかわいい子が入っていました。
本堂

本堂から中に入ります。
紅葉の花手水

進んでいくとグラデーションが綺麗な紅葉の花手水。

次の花手水も紅葉です。

お地蔵様もかわいい。

水に浮かべられた紅葉がハート形になっていました。
書院

書院から上書院の眺め。書院の横の階段を上ると上書院です。上書院は限定公開となっていて、通常の参拝料とは別に料金が必要で、チケットがないと入れません。

上書院に向かう階段から見る書院。
上書院(2階)

予約時間になって上書院へ。上書院はかつては特別なお客様のみが許された場所でしたが、映画「日本のいちばん長い日」の撮影が行われたことを機に特別公開がされるようになりました。
通常は毎月17日のみ公開される上書院が、紅葉ウィーク期間中は毎日公開されています。

上書院の2階から見る庭園の紅葉が絶景です。

上書院から名勝庭園と書院の眺め。

赤い絨毯に映る紅葉の影も素敵です。
上書院(紅葉リフレクション)

上書院の1階へ。

1階では机に映る紅葉リフレクションが撮影できます。
心琴窟(しんきんくつ)

音を楽しむ心琴窟。
あじさい回廊

あじさい回廊を進みます。
奥之院

奥之院眼力稲荷。

愛染堂。

足元にはハートの石。紅葉が映っています。

奥之院。
心参道(ハートの小径)でハートマークの紅葉

奥之院の先の心参道は、柳谷観音の中でも紅葉の見どころです。

坂道を下ります。

足元にハートのマーク。

ハートマークの場所に立って上を見上げると、紅葉する木々がハートマークの空を作っています。
弁天堂

紅葉する木々の中を弁天堂に向かいます。

弁天堂周辺も紅葉が見事です。

お花のオブジェで飾られていました。

階段を下りるとお花のオブジェと竹の飾り。
阿弥陀堂

阿弥陀堂も和傘と竹で飾られています。夜にはライトアップが行われるようです。

阿弥陀堂の近くの花手水。
休憩所

本堂と阿弥陀堂の近くに休憩所があります。
四季のみち

四季のみちの階段があり上っていくと、境内が見渡せるスポットがありました。
独鈷水(おこうずい)

独鈷水は、その昔、弘法大師空海により発見され、古来不思議な霊験・ご利益話が数多く伝わる霊水です。貴重な薬の如く珍重され、皇室にも献上された由緒を持ちます。
長岡京市マンホール

マンホールも紅葉柄でした。
紅葉名所「柳谷観音(楊谷寺)」まとめ
柳谷観音の紅葉は、京都市内の名所とは一味違う、静けさと彩りが調和した癒しの空間です。特別公開やライトアップ、花手水など見どころが多く、足を運ぶ価値のある寺院でした。今年の紅葉狩りは、ぜひ柳谷観音へおでかけください。
京都旅行で混雑回避して紅葉鑑賞するポイント
紅葉スポット別に混雑回避して観光するポイントを紹介しています。おでかけの参考にしてください。