
新宿御苑ではソメイヨシノの開花前に早咲きの桜が咲き、一足早く春の訪れを感じられます。新宿御苑に咲く早咲き桜の場所と見どころを写真でご紹介します。
また、新宿御苑では花見時期の特定日には事前予約が必要となっていますので、事前予約方法についても解説していきます。
新宿御苑について

新宿御苑は、広さ約58.3ヘクタールの広大な庭園で、四季折々の美しい風景が楽しめる人気の観光スポットです。江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があった地が明治時代に皇室の庭園として整備され、その後、一般公開されるようになりました。整形式庭園、風景式庭園、日本庭園といった異なるスタイルの庭園が融合していて、明治を代表する近代西洋庭園ともいわれています。
新宿御苑へのアクセス・入口

新宿御苑は、新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門の3つの入口があります。それぞれ最寄り駅が異なります。
- 新宿門へのアクセス
JR・京王・小田急線 新宿駅南口より徒歩10分
西武新宿線 西武新宿駅より徒歩15分
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅出口1より徒歩5分
東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅E5出口より徒歩5分
都営地下鉄新宿線 新宿三丁目駅C1・C5出口より徒歩5分 - 大木戸門
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅出口2より徒歩5分 - 千駄ヶ谷門
JR総武線 千駄ヶ谷駅より徒歩5分
東京メトロ副都心線 北参道駅出口1より徒歩10分
都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅A5出口より徒歩5分
新宿御苑 桜の見頃

新宿御苑は桜の名所として有名で、ソメイヨシノをはじめとする約70種類、約900本の桜が植えられています。早咲きの桜から遅咲きの桜まで長期間にわたって楽しめるため、春には多くの花見客が訪れます。


新宿御苑入口にあった春の開花状況一覧です。
新宿御苑では、3月中旬からタカトオコヒガンやシダレザクラなど早咲きの桜が咲き始め、3月下旬にはソメイヨシノやオオシマザクラが開花します。4月上旬にはイチヨウ、カンザン、フゲンゾウ、フクロクジュなど晩春の桜が咲き、新宿御苑の桜のベストシーズンとなります。
新宿御苑 2025年の桜開花状況

2025年は、3月下旬で早咲きの桜が見頃を迎えています。3月24日時点で、タカトオコヒガンやシダレザクラ、ヒマラヤヒザクラなどが満開でした。
最新の桜の開花状況は、新宿御苑の公式ホームページで確認できます。
花見時期の新宿御苑は予約が必要!
新宿御苑では、花見時期の混雑緩和、事故防止を目的として、事前予約制を実施しています。
※有効期限内の年間パスポートを持っている方、無料入園の中学生以下の方などは予約不要です。
事前予約が必要な日
3月22日(土)、23日(日)、29日(土)、30日(日)、4月5日(土)、6日(日)の10~16時
※9時~10時、16時~17時30分の時間帯は予約不要
予約方法
アソビューまたは往復はがき(7日前まで)で申込みできます。
アソビューからの予約が簡単でおすすめです。
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新宿御苑の早咲き桜の場所と見どころ
それでは、新宿御苑の早咲きの桜を中心とした開花場所と見どころを写真でご紹介していきます。3月24日の写真です。
桜園地
ソメイヨシノは開花前

桜園地では、手前のソメイヨシノは開花前ですが、奥の方に早咲きの桜が咲いています。

ソメイヨシノも蕾がピンク色になっていて、まもなく花開きそうでした。
ジュウガツザクラ(十月桜)

ジュウガツザクラは、10月から翌年4月頃まで長期間にわたって花を咲かせる珍しい品種です。春と秋の二度咲きすることで知られ、小ぶりな淡いピンクの花が特徴です。

桜園地で可憐な花を咲かせていました。
ヒマラヤヒザクラ

桜園地のヒマラヤヒザクラも見頃です。

ヒマラヤヒザクラは、中国南部からネパールのヒマラヤ地方が原産の桜で、カンヒザクラに似た濃いピンク色の花を咲かせます。国内では希少な桜とされています。

新宿御苑では例年3月中旬頃からヒマラヤヒザクラが開花します。
桜園地の奥に咲く桜

桜園地の一番奥には、河津桜に似た桜が咲いています。ここから桜園地を見渡すと、種類が異なる桜が咲き、ピンクの濃淡が華やかな風景を楽しめます。

それぞれの桜の木でまったく違った表情で面白いです。
タカトオコヒガンザクラ(高遠小彼岸桜)

桜園地でひときわ大きく華やかな桜は、タカトオコヒガンザクラです。タカトオコヒガンザクラは、長野県の高遠城跡に多く植えられている桜で、新宿御苑が高遠藩主・内藤家の下屋敷だったことから縁のある桜です。

ソメイヨシノにも似ているように見えますが、ソメイヨシノに比べて小ぶりな花が特徴です。タカトオコヒガンザクラは3月中旬から下旬にかけて開花します。

隣には濃いピンク色の桜が咲いていて、タカトオコヒガンの淡いピンク色との対比が美しかったです。
モモの花

桜園地の隣のトイレ横では、モモの花も咲いています。


鮮やかなピンク色の花と淡いピンクと白が混ざったモモの花が華やかです。
下の池近く
シダレザクラ(枝垂れ桜)

下の池と中の池の間の端の近くに大きなシダレザクラが咲いています。

シダレザクラは、枝が垂れ下がるように咲く美しい桜で、3月下旬から4月上旬にかけて開花します。

シダレザクラは薄いピンク色の花が特徴で、満開になると流れるような優雅な姿を楽しめます。

シダレザクラの隣が下の池です。


緑とピンクのコントラストも連なるように咲く様子もどちらも美しく楽しめます。
タカトオコヒガンザクラ(高遠小彼岸桜)

下の池の隣のシダレザクラから風景式庭園に向かう途中に、タカトオコヒガンザクラが咲いています。

こちらのタカトオコヒガンザクラも満開で見頃です。

タカトオコヒガンザクラの先には、ドコモタワーが見えます。
中の池沿い

中の池沿いのシュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)は、ほとんど葉っぱになっていて見頃は過ぎていますが、わずかに花びらが残っていました。他にも中の池沿いは、スターバックスコーヒーの周辺などに小さい桜の木が数本植えられていました。
中央休憩所近く

中の池沿い、中央休憩所近くには数種類の桜がまとまって咲いています。
ヨウコウ(陽光)

ヨウコウは、カンヒザクラとアマギヨシノの交配種で、濃いピンク色の美しい花が特徴です。

3月中旬から下旬にかけて開花するので、河津桜やオカメザクラなどの早咲きの桜と比べると開花は遅く、ソメイヨシノよりも少し早めに満開を迎えます。

新宿御苑では、中央休憩所近くの中の池沿いと丸花壇の近くでヨウコウを見ることができます。
カラフルな桜の風景

ヨウコウの周りには、タカトオコヒガンやアマギヨシノ(天城吉野)の仲間が咲いていました。

可憐な花びらが可愛らしいです。

異なる種類の桜の花が近くに咲いていて、華やかな風景となっていました。
ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)

風景式庭園の東屋の前には、ヨコハマヒザクラが咲いています。
ヨコハマヒザクラは、神奈川県横浜市在住の園芸家によりカンヒザクラと兼六園熊谷を交配して作られた桜です。早咲きと遅咲きがあり、早咲きは3月中旬、遅咲きは4月上旬頃に開花します。

ヨコハマヒザクラはやや下向きに咲く濃いピンク色の華やかな花が特徴です。
丸花壇周辺

丸花壇の周辺でも、数種類の桜の花を観賞することができます。
オオシマザクラ(大島桜)

オオシマザクラは、伊豆諸島に分布する野生種で、大きな白い花びらが特徴の桜です。3月下旬から4月上旬に開花し、葉と花が同時に開くため、新緑とのコントラストも美しいです。新宿御苑では、桜園地にもオオシマザクラが植えられていますが、このとき見頃だったのは丸花壇のオオシマザクラだけでした。
ヨウコウ(陽光)

丸花壇の近くにもヨウコウが咲いています。
大きな桜の木

ヨウコウの隣の桜は、品種が不明(天城吉野×寒緋桜)となっていました。背が低い大きな桜の木で、写真撮影にぴったりの桜です。

下から眺めると上の方までびっしり桜が開花していて、空まで続くような満開の桜です。
新宿門近く

新宿門の近くでは、ハチジョウキブシ(八丈木五倍子)と並んで咲く桜が見られます。

ハチジョウキブシは、1921年に伊豆諸島の八丈島で発見された植物です。3月~4月に開花します。

ハチジョウキブシの上にも桜が咲いていました。
新宿御苑の早咲き桜|まとめ
新宿御苑に咲く早咲きの桜の見どころをご紹介しました。新宿御苑では、ソメイヨシノの見頃前に、たくさんの早咲きの種類の桜が見頃を迎えています。ご紹介しきれなかった桜もありますので、ぜひ足を運んで直接お花見を楽しんでください。
新宿御苑では、現在の早咲きの桜を皮切りに、4月はソメイヨシノや遅咲きの桜まで、長い期間にわたって桜を楽しむことができます。春の訪れを感じに、新宿御苑へ足を運んでみてはいかがでしょうか?